混ざる
全て
動詞
272 の用例
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生きている事に意味なんてない。
それに気づかずにただ消費していく馬鹿どもになんて混ざっていられない。
食らいついたらハラワタまで貪るような動物は駆逐していくべきだろう!
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奈須きのこ『月姫PLUS 幻視同盟』より引用
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マイク・ポストによるOPテーマ曲が流れたのち、番組の前半では警察による捜査から犯人逮捕までが描かれ、後半では検察による容疑者の起訴から裁判を経て陪審員の評決が出るまでが描かれる。
ただし必ずしもこの形ではなく両者が混ざり合った形で展開する回もある。
場面の切替の際には独特の効果音とともに黒背景に白字で場所と日時の説明が書かれたカットが入る。
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人の形をし、そして人の形を崩していた。
腕の代わりに翼があり、長い髪には尾羽のような長い羽が混ざっている。
体の各所からもその羽は生え、足は鳥のものだった。
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雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス13 グレー・コンチェルト』より引用
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オーバーエイジ枠の選手も現実とは若干違ってますけど、それはしょうがないですよ。
なんかいい具合に現実と非現実が混ざり合っている感じが僕はします。
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野沢尚『龍時(リュウジ)03―04』より引用
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巣によって羽毛などの巣材を比較的多く含むものから、全くと言っていいほど含まないものまで差がある。
混ざり物などが少なく作られて間もない物が重宝され高値がつきやすい。
調理に際しては湯で柔らかく戻してから、ピンセットなどで丁寧に羽毛などを除去する。
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最後にウサギはびくりと脚を震わせ、動かなくなった。
肉と血と毛の混ざった〈顔〉に、冗談のように長く白い耳がついている。
すべてのウサギが一斉にフェンスへと突進した。
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牧野修『スイート・リトル・ベイビー』より引用
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太陽はすでに沈んでいた。
夜の闇が次第に昼の明るさと混ざり合って、物の影をおぼろにしていた。
やがて彼は腹這いになって、小刻みな目立たぬ動作で、ずったり、這ったりして、岬の鼻の方へ進みはじめ、とうとう断崖の最突端までたどりついた。
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ルブラン/水谷準訳『奇巌城(ルパン・シリーズ)』より引用
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少女は用心深くこちらの様子を窺いながら近寄ってきた。
血色の良い顔には好奇心と警戒心が混ざり合った表情が浮かんでいる。
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縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』より引用
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なわとびだったり、青竹踏みだったり、IMANAS亭のおしぼりだったり、アルバイトスタッフが処分する目的で持ってきたようなB級品だったり、原田が表紙を飾る月刊誌だったりと殆どがこういった物ばかりだったが、時折中京テレビ製作番組のオリジナルTシャツといった掘り出し物が混ざっていることもあった。
また、それらの中には番組のオリジナルグッズもいくつか混ざっていた。
番組グッズはハガキ投稿や視聴者参加型コーナーへの参加によって獲得するのが基本だったが、投稿特典の選択は嘉門の裁量に全て委ねられていたため、希望の物が得られるかどうかは運任せだった。
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言うまでもなく、水晶檻の埋め込まれたマント留めもない。
ただ髪の色だけは、混ざれば分けられないほどに自分と同じ色だった。
対峙したまま、無言で呼吸を重ねる。
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秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第03巻』より引用
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感覚が研ぎ澄まされたおれの耳には、サラレギーが面白くなさそうに鼻を鳴らすのが確かに聞こえた。
その瞬間から彼の口調に不満と傲慢さが混ざり、親しげな調子が消えた。
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喬林知『今日からマ王 第16巻 箱はマのつく水の底!』より引用
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うんうんうんうん、と頷き合い、三人組はニヤニヤと笑う。
約一名、スケベ以上のアブない目つきになっている奴が混ざっているが。
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竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第03巻』より引用
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年相応の潤いを含んだ小さな唇が開き、中性的な、金管楽器を鳴らすような響きのある声が放たれる。
緊張感と乱れた呼吸音の混ざり合った声は、前を走る影に向けられていた。
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白瀬修『おと×まほ 第01巻』より引用
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村長は大柄な男だった。
髪の毛には白いものが混ざっていたが、あまり老けたようには見えない。
梨乱の実の父親だが、年からすれば若い頃に出来た娘なのだろうと村長代理は考えていた。
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ろくごまるに『封仙娘娘追宝録08 刃を砕く復讐者(上)』より引用
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奈可子も食事らしいものは喉を通らなかった。
雨は降りつづき、室内の空気にも水滴が混ざっているようにさえ思えた。
珍しく奈可子の躰は冷えて、彼女は自分が水中の魚のように思えるのだった。
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山本道子『ベティさんの庭』より引用
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そう言って師匠は茶々丸さんを伴って人ごみに混ざって行ってしまった。
言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
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白髪が半分混ざっているので五十過ぎだと思われたが、声に張りがあった。
父親より若いかもしれないな、と聖美は大講義室の堅いシートに腰掛けながら思った。
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瀬名秀明『パラサイト・イヴ』より引用
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自生地では半乾燥林の中で他の樹種と混ざって生えていることが多い。
大型の柱サボテンや団扇サボテンと混生することもある。
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苦しそうな表情は、不安と憧れが混ざったような、複雑な色をしていた。
奈須きのこ『月姫 日向の夢(琥珀・トゥルーエンド)』より引用
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だがその違いは大きい。
紅と白が混ざらずに居ること、すなわちそこには境界が生じているのである。
日本では古来から、紅白は『目出度い』とされ、逆に目出度くない時は黒と白を使われてきた。
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ZUN『東方香霖堂 ~Guriosities of Lotus Asia』より引用