深山幽谷

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  • 決して地上には下りず、深山幽谷を自らの世界として生きる一族のことである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09d D-蒼白き堕天使4』より引用
  • といっても、深山幽谷って感じの山の中を連想してもらったら困っちゃう。 田中康夫『昔みたい』より引用
  • だが、国を造るということは本当の深山幽谷しんざんゆうこくを作ることなんじゃないのだろうか。 小野不由美『十二国記 10 華胥の幽夢+漂舶』より引用
  • そこから東へ少し行ったところにムオタタル渓谷けいこくという深山幽谷の地あり。 松本清張『過ぎゆく日暦』より引用
  • 知らない間に、道は深山幽谷ともいうべき一劃いつかくにはいっている。 山田風太郎『エドの舞踏会 山田風太郎明治小説全集8』より引用
  • それはまるで深山幽谷しんざんゆうこくのように静かな春の夕方だった。 海野十三『棺桶の花嫁』より引用
  • 深山幽谷は言い過ぎかもしれないが、子どもの眼にはそう映った。 阿刀田高『箱の中』より引用
  • このときは、深山幽谷に分け入ったような気がして狼狽した。 東海林さだお『ショージ君のぐうたら旅行』より引用
  • この道は荒れ果てていますが、なかなか深山幽谷的なところです。 加藤文太郎『単独行』より引用
  • かつて当道が通行する地域は、江戸時代に仙台藩が狩猟場を置いた程度の深山幽谷だった。
  • 隆中は深山幽谷などではなく、隠遁隠逸の類の棲み家にしては里や城に近すぎる。 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』より引用
  • 一座はシーンと静まりかえって、深山幽谷しんざんゆうこくにあるのと何の選ぶところもない。 海野十三『流線間諜』より引用
  • その凄絶せいぜつ美貌びぼう深山幽谷しんざんゆうこくただよきりの様な雰囲気に気圧けおされていた。 有沢まみず『いぬかみっ!05』より引用
  • それを深山幽谷先生がひろいあげたということだが、幽谷先生も一応先輩の礼をとっている。 横溝正史『びっくり箱殺人事件』より引用
  • おそらく若き日には深山幽谷しんざんゆうこくに分け入って滝に打たれるなどの荒行あらぎようを積んだのではないかと思われるほどの強い心をもった高潔な人物だ。 里中哲彦『鬼平犯科帳の人生論』より引用
  • これは何も深山幽谷にたった一人でいる場合だけではなく、大勢の人々の中にいてなお、自分がたった一人であり、誰からも受け容れられない・理解されていないと感じているならば、それは孤独である。
  • どこか深山幽谷へでも分け入ったようだ。 平岩弓枝『御宿かわせみ 02 江戸の子守唄』より引用
  • 七月三日から南伊豆の或る山村に來てゐるのだが、勿論ここは、深山幽谷でも何でもない。 太宰治『貪婪禍』より引用
  • 深山幽谷の中に置かれた発電所は、吾々の眼には矢張その環境にぴつたりはまつてザハリッヒな美しさを見せてゐる。 寺田寅彦『雨の上高地』より引用
  • 彼の声は如何にも深山幽谷の気分をもたらすに充分である。 飯田蛇笏『茸をたずねる』より引用
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