深い奈落

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  • さらにその奥には、深い奈落にむかって垂れさがっている触手の群れがあった。 P・J・ファーマー『異世界の門』より引用
  • 彼の意識はそのまま闇の中に吸いこまれ、どこか深い奈落の底に落ちてゆくような気がした。 南里征典『武蔵野薔薇夫人』より引用
  • できるだけ小さく縮こまって、その深い奈落ならくのような絶望感に耐える。 森瑤子『愛の予感』より引用
  • そして、LSDで興奮しながら深い奈落の底に落ちこんでいくような錯覚を与えた。 ニーヴン&パーネル『悪魔のハンマー〔上〕』より引用
  • ちょうどその瞬間、イサスの姿は、わたしの足許あしもとの深い奈落ならくの中へすっと消えてしまった。 バローズ『火星シリーズ02 火星の女神イサス』より引用
  • 暗闇が私の後頭部を深い深い奈落の底へ引っぱっていく。 斉藤茂太『「まさか」の人に起こる異常心理』より引用
  • 鍵をなくした、忘れたといったオーソドックスなトラブルの他、意外とあるのは、エレベーター付きのマンションで、エレベーター内で鍵を用意し、さあ降りようというときに、ドアとフロアーとの間の深い深い奈落の底に落としてしまうケースだという。 岸本葉子『マンション買って部屋づくり』より引用
  • 二人の身体はもつれあったまま、絶叫をあげながら、断崖直下の深い奈落へ呑みこまれる寸前になった。 南里征典『田園調布真紅夫人』より引用
  • リアス式海岸の荒磯に砕ける波が、はるか眼下に仄白く輝き、その深い奈落の底から烈風が吹きあげてきた。 南里征典『田園調布真紅夫人』より引用
  • 展望台に立つと立山方面に向かって左側に、黒部湖の青い水面がきとめられ、右側が巨大なアーチになって深い奈落ならくの底へ向かって、一気にそぎ落とされている。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用