消え失せる

全て 動詞
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  • 芸術的精神はほとんど消え失せ、何も残っていないといってよいほどだ。 ウェルズ/新庄哲夫訳『タイム・マシン』より引用
  • 自分の心の最も大事な部分が消えせるのを、生きながら見るのである。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 神というものが地上から消え失せてしまった時でも、やはり同じことだ。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 彼が持っていたと思われるあらゆる感情や記憶は消え失せてしまっていた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 傷は伸び行く力によって何のあとかたもなく消え失せたように見えた。 島田清次郎『地上』より引用
  • このまま消え失せても捜索されずに済むだろうと思ったのかもしれない。 小野不由美『黒祠の島』より引用
  • 一時間余の後に、彼の授業料は見事に消えせてしまっていたからである。 五木寛之『風に吹かれて』より引用
  • あるかどを曲がったところで、まるで煙のように消えせてしまったのだ。 山本弘『妖魔夜行 悪夢ふたたび……』より引用
  • 半時間後にひき返した時には負傷ふしようした羊があとかたもなく消え失せていた。 クーパー『(闇の戦い3)灰色の王』より引用
  • 二つの首が突然に消え失せたように見えたのは、それがためであった。 岡本綺堂『五色蟹』より引用
  • すでに三人の妻をほふって、この男は何所どこへともなく、消え失せてしまった。 高木彬光『首を買う女』より引用
  • 夢のなかでのようにたちまち消え失せてしまうというわけにはいかないのだ。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『01 アンクルから来た男』より引用
  • 昔あった三つの重要なものが、いまではこの正面から消え失せている。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(上)』より引用
  • 現在、われわれに寄せられている信頼の多くは、消え失せることだろう。 ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書1』より引用
  • そして谷村万右衛門の生命は僕の顔からまったく消え失せてしまったのだ。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • 応えて、コヅカは腹の底の冷たいものが消え失せているのを感じていた。 大迫純一『神曲奏界ポリフォニカ ポリ黒01 インスペクター・ブラック』より引用
  • 夢でも見ていたように、彼女を捕まえていたはずの念糸も消えせている。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第04巻』より引用
  • しかし、この町の一劃が、十年ばかりまえに消えせた町そっくりとは。 山田風太郎『自選恐怖小説集 跫音』より引用
  • 平安の貴族の邸をしのばせる美しさは、もはやそこからは消え失せていた。 柳田邦男『空白の天気図』より引用
  • そして私の彼女は、理想の女は、再び空漠たる所へ消え失せてしまった。 豊島与志雄『理想の女』より引用
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