海に漂う

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  • 今まで一年以上も海に漂っていたが、鳥の姿はついぞ一度も見なかった。 三浦綾子『海嶺(上)』より引用
  • 後の海戦の際にも起こったが、連合軍は海に漂う日本軍将兵を虐殺した。
  • 彼が海に漂う間に1羽の鳥がやってきて彼の膝の上に卵を産んだ。
  • 草のあわいに寝ころぶと、自分が海に漂ういかだになったような気がした。 加藤幸子『夢の壁・北京海棠の街』より引用
  • TiMEは、初めての地球外の海に漂う人工物となる予定である。
  • 死せる都会のはずれに、吉原の電灯が幻のように、霧の海に漂っている。 森鴎外『青年』より引用
  • 彼も血を喀きながらこの海に漂っているのだろうか。 郷静子『れくいえむ』より引用
  • 気がつくと節子は血の海に漂っているのではなくて、見渡す限りの焼跡に立っているのだ。 郷静子『れくいえむ』より引用
  • 海にただよい出てから、もう十日になるはずですもの。 ロフティング『ドリトル先生物語10巻 ドリトル先生と秘密の湖』より引用
  • 若しここに居ることが生命に関わることであるならば、再びここを脱出して海に漂う以外仕方なかった。 井上靖『おろしや国酔夢譚』より引用
  • 人間とは、大きな海に漂う芥あくたのように、何の値もないものではないかということだったの。 三浦綾子『塩狩峠 道ありき』より引用
  • 砂浜に打ち上げられたのも困るけれど、もっと困るのは海に漂っている材木だった。 喜多嶋隆『ビリーがいた夏』より引用
  • 私の視線を受けて彼は仕方なく、紙屑かみくずの海に漂う水母くらげのように頼りなげに立上った。 辻井喬『いつもと同じ春』より引用
  • 知命の年になって迷いの海に漂っているようでは、大事を成し遂げられるはずがないのである。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(下)』より引用
  • 普段はモナコの海に漂う豪華なクルーザーに住む等、さまざまな面で独特の人物であった。
  • 大量の氷の破片が緑の海に漂っていた。 カヴァン『氷』より引用
  • それからほどなくして、海上保安庁によって海に漂う延太郎の遺体が発見された。
  • そうやって私たちは蜜の海に漂い続けた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 私たちは、みつの言葉の海に漂って暮らしていた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 要するに、なんかもはや、すべてはどうでもいいだろうの、いい加減さの海に漂ってると思うのね。 橋本治『帰って来た桃尻娘(桃尻娘3)』より引用
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