浮き浮きとした気分

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  • 渋谷へ着いても、その奇妙に浮き浮きとした気分は去っていなかった。 半村良『獣人伝説』より引用
  • あの浮き浮きとした気分は、恋人とデートの約束をした時のものに限りなく近かった。 東野圭吾『容疑者Xの献身』より引用
  • エマはこの上なく浮き浮きとした気分で、父とともに出かけた。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』より引用
  • 浮き浮きとした気分には違いないのだが、ともすると、気持が沈みがちになる。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一』より引用
  • 私は、今夜の夕食は上海ガニと朝から決めていたので、とにかく浮き浮きとした気分になっていた。 村松友視『上海ララバイ』より引用
  • 着実に一歩一歩弥宵に近付いているという実感が、浮き浮きとした気分を誘う。 泡坂妻夫『斜光』より引用
  • そして、医者はほんのわずかまじめになり、彼の声がすこし親切さをましてくるあいだに、わたしの心のなかでは浮き浮きとした気分がすっかりくずれて、なくなってしまった。 ヘッセ/佐藤晃一訳『郷愁』より引用
  • 彼女は浮き浮きとした気分で、会話を長引かせ、彼の疑いの細かい点や、彼が認めた表情や、どこでどんなふうにそれが起きたのかを聞きたがり、それをすごくおもしろがっている様子だった。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(下)』より引用
  • おれは急に浮き浮きとした気分が湧き上がるのを感じながら、良い香りを放つ大粒の栗を口に放りこんだ。 万城目学『鹿男あをによし』より引用
  • 宿酔ふつかよいの、生理的な不快感が去るにつれて、誰かに慕い寄られているようなくすぐったさが強まり、深酒をした翌日だというのに、神崎は常になく浮き浮きとした気分を持て余すように感じているのだった。 半村良『獣人伝説』より引用