浮き浮きする

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  • 今日は全く健康な感じで、休日らしい浮き浮きした気分だったのである。 チェーホフ/小笠原豊樹訳『チェーホフ短編集「決闘」』より引用
  • 実際彼が見舞みまいに行くたびに、妻は浮き浮きした心持でその男のうわさをした。 志賀直哉『城の崎にて・小僧の神様』より引用
  • 浮き浮きした気持になったのはいっぱいの酒のせいかとも思った。 新田次郎『孤高の人』より引用
  • さっきのふるえ声が、ふだんのとおりの浮き浮きした声にもどっていた。 山田風太郎『外道忍法帖』より引用
  • けれども、シューホフは、運のよかった一日に浮き浮きした気分である。 ソルジェニツィン/小笠原豊樹訳『イワン・デニソビッチの一日』より引用
  • 第三街の日本人までがライラックやミモザの花をつけて浮き浮きしていた。 久生十蘭『復活祭』より引用
  • 今度こそ自分だけの世界をつくれるつもりで浮き浮きしていたことでしょう。 色川武大『離婚』より引用
  • その浮き浮きした様子が、僕にはがまんがならないのはどうしたことなのか。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 心は浮き浮きしていて、家の中がひっそりと寂しいのも気にならなかった。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • お銀はその人たちのなかへ交って、浮き浮きした調子で花を引いた。 徳田秋声『黴』より引用
  • 大志がとても喜んでくれたので、僕もいつになく浮き浮きした気分になった。 月村奎『レジーデージー』より引用
  • 何しろ行き先は昔住んだ強味があるから、電話口で私も浮き浮きしている。 上坂冬子『おんなの一人旅』より引用
  • 十津川は、自分でもおかしいほど、気分が浮き浮きしているのを感じていた。 西村京太郎『急行もがみ殺人事件』より引用
  • 私は事件のいとぐちがいよいよハッキリと付いて来たので急に気が浮き浮きして来た。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 先頭を切って入ってきたなかに、いやに浮き浮きした様子のエルトン氏がいた。 オースティン/ハーディング祥子訳『エマ(上)』より引用
  • 本来なら、結婚を前にして浮き浮きしているはずではないのか。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • 浮き浮きした気分が表情に現われ、それを生徒達が読み取ったのに違いない。 泡坂妻夫『亜愛一郎の逃亡 (亜愛一郎シリーズ3)』より引用
  • 詩乃の機嫌が一度によくなり、体いっぱいに浮き浮きした様子を示しはじめた。 半村良『闇の中の黄金』より引用
  • 彼女は浮き浮きした気分で父の待つ家へと帰っていった。 ドイル/鈴木幸夫・鮎川信夫・齊藤重信『シャーロック・ホームズ全集(上)』より引用
  • 兵士等と同じように浮き浮きしている者ももちろんあった。 海音寺潮五郎『平将門 下巻』より引用