浮き

全て 動詞 名詞
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  • 第二の機会は早くも水鳥の浮き上ったときに二人の眼の前に来ていた。 室生犀星『姫たちばな』より引用
  • 船内の空気のおかげで、船が非常に浮きやすくなっているのは事実です。 クラーク『渇きの海』より引用
  • 船の正面には巨大な気密境界エア・ロックの外側のドアがぼんやり浮きあがっていた。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ1) 銀河パトロール隊』より引用
  • ホ型十三号潜水艦は、いまどこの海面に浮きあがっているのであろうか。 海野十三『浮かぶ飛行島』より引用
  • 身に着けたの数なんかにではなく、大河が現れたそのこと自体に。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第03巻』より引用
  • 海のなかから浮きあがって来て、今そのおもてに浮かんでいるかのようであった。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(下)』より引用
  • 葡萄や茨の實や百合の花が、だんだん霧の中から浮き上つて見えて來た。 横光利一『榛名』より引用
  • 次に浮きざまにひるがえった帯は、翼かと思う波を立てて消え、紳士も沈んだ。 泉鏡花『神鷺之巻』より引用
  • その先は登り坂になっているので、私は二階の高さまで浮きあがった。 半村良『炎の陰画』より引用
  • 私は二人を投げ飛ばし、浮き輪に掴まらせて深い場所まで連れていった。 吉村萬壱『ハリガネムシ』より引用
  • しかし、宙に浮きあがったのは、四郎ではなく、円太郎の巨躯きょくであった。 夢枕獏『東天の獅子 第三巻 天の巻・嘉納流柔術』より引用
  • 地に並べられた七百二十九個の頭蓋骨が音もなく浮きあがりはじめた。 田中芳樹『騎豹女侠』より引用
  • 暗闇くらやみの中に、その船だけが純白に浮きあがるように見えていたのだから。 島尾敏雄『魚雷艇学生』より引用
  • ちょうどそのとき船がごっくりと海面に押し出されるように浮きました。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • その表情にはへんに暗くて湿ったものが脂のように浮きあがっている。 藤堂志津子『熟れてゆく夏』より引用
  • いったん躰が浮き始めると、それは急に速度を増して上昇していった。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • それ等はちょっと沈んだがすぐ浮き上って、航跡の中に消えて行った。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • そのため私には一層鈴子の姿が美しく、浮き上って見えるのであった。 倉田百三『光り合ういのち』より引用
  • 彼は再び、水に浮き、リュックサックの浮力を利用して手で水をかいた。 海老沢泰久『帰郷』より引用
  • 光の帯の中に押しやられると、体がすうっと浮き上るように感じられた。 小松左京『題未定 怪奇SF』より引用
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