浅草の奥山

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  • そのころ、浅草の奥山に、ふしぎな盲の坊主があらわれて、満都の人気をさらっていた。 横溝正史『人形佐七捕物帳 15』より引用
  • むかしは、ただいまの浅草公園のあたりを浅草の奥山と申しまして、見世物、大道芸人のたぐいが、それからそれへとならんで、ひとびとの足をとめていたものでございます。 興津要『古典落語(続々々)』より引用
  • ここは浅草の奥山である。 国枝史郎『怪しの館』より引用
  • 浅草の奥山の近くに花屋という水茶屋がある。 松本清張『無宿人別帳』より引用
  • 浅草の奥山は春たけなわであった。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • 東西の両国、浅草の奥山をはじめとして、神社仏閣の境内や、祭礼、縁日の場所には、必ず何かの観世物が出る。 岡本綺堂『虎』より引用
  • 浅草の奥山であった。 山田風太郎『幻燈辻馬車(上)』より引用
  • 血みどろの生き人形だの、三つ目小僧だの、ろくろ首などを、やぶだたみかなんかのかげにならべておいて、お客さんをキャッといわせようという趣向の見せ物が、夏場になると、きっと浅草の奥山だの、上野の山下などで催されたものである。 横溝正史『人形佐七捕物帳 07』より引用
  • 昭和20年代、浅草の花月劇場に剣劇役者として参加していた戸塚は同じ浅草の奥山劇場で剣劇役者をしていた三波伸介に出会い、交流を深める。
  • 松永は、五平が小川宗哲宅へ入るのを見とどけ、引っ返して、浅草の奥山おくやまの茶店へ入り、酒をのんだ。 池波正太郎『剣客商売 19 番外編 ないしょないしょ』より引用