浅ましい

全て 形容詞
540 の用例 (0.02 秒)
  • 例えば婦人を浅ましい肉的一方に偏した者のように書く小説があります。 与謝野晶子『産屋物語』より引用
  • 何かあると先生は彼の花を誉めそんな時に僕は例の浅ましい気持ちになった。 乙一『ZOO』より引用
  • 自分がこれほど浅ましい行動をとるとは、今の今まで考えたこともなかった。 林真理子『ロストワールド』より引用
  • 生まれてこのかた、おれはこんな浅ましい女は見たことがないって。 エミリー・ブロンテ/岡田忠軒訳『嵐が丘』より引用
  • 娘達のする芝居を非常に面白い様な浅ましい様な気持で見る。 宮本百合子『日記』より引用
  • あいつはその時、しみじみまた今までの自分の生活が浅ましくなった。 芥川竜之介『首が落ちた話』より引用
  • 東京市中がこんな浅ましい状態になった原因が、取りあえず二つある。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • あのかたも由香利さんのこういう浅ましい姿をひとに見られたくないのではないか。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • もし妾たちが同胞だったとしたら、これはなんという浅ましいことだろう。 海野十三『三人の双生児』より引用
  • 亡くなった妹の事や、浅ましい身に落ちて行く友達が悲しく思い出された。 宮本百合子『雨の日』より引用
  • 東京の新聞の切抜らしいのが特に大きく載せてあるのが浅ましい。 夢野久作『山羊髯編輯長』より引用
  • 女に翫弄おもちやにされて女を翫弄にした気でゐるのが俺達には余程浅ましく見える。 内田魯庵『犬物語』より引用
  • 実に浅ましいものだとあの時位不愉快に思った事はありません。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • しかも、わたしはもうだれにもこういう浅ましいものを見られたくはございません。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • 小さな、浅ましい、そのくせ良心なるもののカケラを持った人間である。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • このような浅ましい十字架を背負っているのは自分だけなのだと僕は思いました。 遠藤周作『月光のドミナ』より引用
  • いまでは、彼の描く浅ましい画の中の一人物のようにしか感じることができない。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • もしかしてふたりの関係が、と心のどこかで期待していた自分が浅ましく思えた。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 13 山口防衛戦2』より引用
  • あの大柄な女と寝てみたいと彼は浅ましく思いつづけていた。 李成『砧をうつ女』より引用
  • このように、人の心を持たぬ浅ましい身に生まれついたのは、自分の罪なのか? 野村美月『文学少女シリーズ01 “文学少女”と死にたがりの道化』より引用
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