流石の私

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  • この事実を初めて発見した時には流石さすがの私も首をひねらせられた。 夢野久作『けむりを吐かぬ煙突』より引用
  • ところが妻木君の喰い方の荒っぽいのには又流石さすがの私も舌を捲かれた。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • この真に迫り過ぎた名優振りには、流石さすがの私も舌を巻かざるを得なかった。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 嵐君とのつながりを知った時は流石さすがの私もおどろいたが。 沖田雅『先輩とぼく 03』より引用
  • これを聞いた時には流石さすがの私も、どう返事をしていいか解らないまま固くなって叔父の顔を見た。 夢野久作『鉄鎚』より引用
  • はじめ君のこわれ物に触れるかのような態度たいどに、流石の私も普段の行動をもう少しまともにするべきかと考えてしまう。 沖田雅『先輩とぼく 00』より引用
  • それほど明瞭に、お竹さんの心を見せつけられては、流石の私も総てを断念せねばならなかった。 上林暁/坪内祐三編『禁酒宣言 ―上林暁・酒場小説集』より引用
  • 怪少年呉井嬢次の怪手腕が、これ程に凄いものがあろうとは流石さすがの私も今の今まで知らなかった。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • そして、まず鼻の頭とおでこから皮がむけ始めたのですが、流石さすがの私が息が詰まるほどのショックを受けたのは、なんの気なしに下を見たら、おなかの皮がむけていたことでした。 安部譲二『賞ナシ罰アリ猫もいる』より引用
  • この大胆な放言には流石さすがの私もどきんとさせられた。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 然し、流石の私もこのように亢奮している夜に、これで眠れる自信がなかったので、更に一さじのみ終ってから、紙を出して露子に丁度五さじの薬を与えました。 浜尾四郎『悪魔の弟子』より引用
  • が、八月の半ば頃になってまっていた用事が片づいたので、っとの事でO村へ行けるようになった私と入れちがいにお前が前もって何も知らせずに東京へ帰って来てしまったことを知ったときは、流石さすがの私もすこし憤慨した。 堀辰雄『菜穂子』より引用
  • 卒業されてから十八年の長い間、全く消息を絶っておられた正木先生が、思いがけなく当大学、法医学部の私の居室へやをノックされましたのには、流石さすがの私もビックリ致しました。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 流石さすがの私も、おどろきをかくせない。 葵せきな『生徒会の日常 碧陽学園生徒会黙示録1』より引用