流石に女

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  • そのことをおとせにいうと、流石さすがに女だから呉服屋の内情にはくわしかった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 12 夜鴉(よがらす)おきん』より引用
  • 流石に女は女らしい所に気が廻ると内心、東吾は舌を巻いていた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 28 佐助の牡丹』より引用
  • お客はビールと豆位でいつまでも騒いでいるが、流石に女は酒を飲ませぬ事になっている。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • 流石さすがに女で、とろりとしたあめ色の鼈甲を、飽きもせず眺めている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 06 狐の嫁入り』より引用
  • 姉は流石さすがに女の気もやさしく、父の身の上、弟のことを気づかいながら、村の方へ走って行った。 竹久夢二『おさなき灯台守』より引用
  • すると、流石さすがに女は、自分の夫の恥を打ち明けた上で、名前まで知らせる事は躊躇ちゅうちょしないではいられませんでした。 岡本かの子『気の毒な奥様』より引用
  • 彼はとっくに既うこうして謝罪りたかったのであったが、流石さすがに女の前では出来難できにくかった間に、ずんずんと女に引摺ひきずられて嘘許り云ったのであった。 川田功『偽刑事』より引用
  • 然し流石に女で、それに稍々やや思慮が有過ぎる傾があるので、今日の様な場合には、敢て一言も口を出さない。 石川啄木『雲は天才である』より引用
  • 然し流石に女で、それに稍々思慮が有過ありすぎる傾があるので、今日の樣な場合には、敢て一言も口を出さない。 石川啄木『雲は天才である』より引用