流石

全て 名詞 副詞
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  • 地方都市などはこういうことがないだろうから、流石、東京だと思った。 遠藤周作『ぐうたら人間学』より引用
  • いつかベーブ・ルースの一行を見た時には、流石さすがに違った感じであった。 坂口安吾『日本文化私観』より引用
  • 足には流石さすがに英国風の飾り靴をはいて居たが足頸にも金環をはめて居た。 岡本かの子『ガルスワーシーの家』より引用
  • そう言うと流石に彼女も悵然としたらしい様子のまましばらく黙った。 岡本かの子『巴里祭』より引用
  • それには流石のパリ贔屓の久慈も寒気を感じてもう我慢が出来なかった。 横光利一『旅愁』より引用
  • 用があるというのは流石に本当だろうが、姉妹だというのは嘘かもしれない。 同人『魔法使いの夜~Wicth on the Holy Night~』より引用
  • 流石さすが、と読者にひざを打たせるほどの光った随筆を書きたい様子なのである。 太宰治『作家の像』より引用
  • 流石に永年実業界に活動した主人の力で大分多数の人々の顔が見えた。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • と声をかけた時は流石にびっくりしたがすぐにうつ伏して泣き出して終った。 子母沢寛『父子鷹 上巻』より引用
  • 麹町三軒家の出羽守の屋敷の広間へ通されて流石の小吉もびっくりした。 子母沢寛『父子鷹 下巻』より引用
  • 知っていたのなら流石さすがにお母さんのところに向かっているだろう。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 04』より引用
  • 流石に顔色に出す者もなかったが、ほっとしたような気持は誰の胸にもあった。 平岩弓枝『鏨師』より引用
  • 夕方近くの事で、流石さすがに寒い風がドス黒い海面を渡って吹き寄せて来た。 大阪圭吉『花束の虫』より引用
  • 流石にまだ船に乗っているような疲れが身体の底に残っている。 上村松園『中支遊記』より引用
  • 流石さすがにタケルのためには生命も惜しくないという部下達も視線を伏せる。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 4 東征の巻(上)』より引用
  • 二人の関係を知っている者が脇にいて卑怯と見られては、流石にこたえる。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • えらく能天気のうてんきな娘の声がひびいたが、それでも流石さすがに場の緊張きんちょうけない。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
  • 君も流石だよ、頭に猫耳がついたままだ、皆見て見ぬふりをしているようだが。 沖田雅『先輩とぼく 04』より引用
  • 派手好きの貴族も、流石さすがに刀の鞘に、金の飾りを付けた者は居なかった。 黒岩重吾『落日の王子 蘇我入鹿(上)』より引用
  • そう言うと流石さすがに彼女も悵然ちょうぜんとしたらしい様子のまゝしばらく黙った。 岡本かの子『巴里祭』より引用
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