流れ出る

全て 動詞
869 の用例 (0.01 秒)
  • 今は使われていないという、湖から流れ出る川沿いに遡上そじょうしていく道だ。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅡ』より引用
  • 林に満ちる緑の匂いのすべてが、ここから流れ出ているような気がした。 小川洋子『やさしい訴え』より引用
  • 左の眼球がんきゆうから糸のように血の流れ出るのを役人が二度あまり拭い取った。 五味康祐『刺客(せっかく)』より引用
  • 彼は歩くというよりも、前の方にだらだらと流れ出るような感じだった。 クイーン/二宮佳景訳『オランダ靴の秘密』より引用
  • 恐らくはその日その日、尻の穴から油が流れ出るような毎日ではあろう。 車谷長吉『赤目四十八瀧心中未遂』より引用
  • これらの言葉を、彼女は自然に流れ出る一種の強い熱情をこめて語った。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(3部)』より引用
  • あるいは何百年もの昔に浦島の小箱から流れ出た白い霧なのだろうか? 林田清明『夏の日の夢』より引用
  • 指の間から流れ出て、手を一面に染めている、黒い濃い血の流れだった。 ハメット/村上啓夫訳『デイン家の呪い』より引用
  • 試合が始まって一〇分もたつと本人もびっくりするほどの汗が流れ出てくる。 山際淳司『スローカーブを、もう一球』より引用
  • 男の頭のあたりから流れ出た血が床を赤く染めているのが認められた。 深谷忠記『長崎・壱岐殺人ライン』より引用
  • 受話器から滔々とうとうと流れ出るそうした説明を、僕はただ黙って聞いていた。 乾くるみ『リピート』より引用
  • 頭に思い浮かぶこと全てが言葉となって止めどなく口から流れ出てくる。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える3』より引用
  • 笛から二つの音が流れ出て、小さな光の針のように外へとび出して行く。 ムーア『暗黒神のくちづけ―処女戦士ジレル』より引用
  • 森というのは、湖から流れ出る川沿いに広がっている場所のことでな。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅡ』より引用
  • 最初の出血時に、胎児の実質の大部分は流れ出てしまったようであった。 森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』より引用
  • 再び下に視線を戻したのと同時に、耳のインカムから低い声が流れ出た。 九里史生『SAO Web 0407 第八章02』より引用
  • 空気はひどく重苦しく、圧迫された血が両眼から流れ出そうな気がした。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(下)』より引用
  • 正直の話、わたくしは全身から血が流れ出るような衝撃を受けました。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • 彼女の涙が受話器から流れ出てくるのではないか、と伸太は思ったほどだ。 姉小路祐『死の逆転 ―京都が危ない』より引用
  • 煙がすっかり外に流れ出てしまうと、気持が一本の鋭いはがねのようになった。 勝目梓『炎』より引用
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