流れる

全て 動詞
21,224 の用例 (0.02 秒)
  • だからこの二つのものはあなたの心臓に流れる恋流を表しているんです。 蘭郁二郎『白金神経の少女』より引用
  • 詩を捨てた時以来、僕は自分の首から絶えず血が流れるような気がした。 原口統三『二十歳のエチュード』より引用
  • 彼は笑いながら光った傷を見せて、にこにこして血の流れるのを眺めた。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • そして不意にほとばしり出た涙は指のあいだを伝って流れるのであった。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 水の流れる如く、人も海も山も家もただ後ろへ流れて行くだけである。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • その燈火の下で竜之助は、秋の水の流れるような刀を拭うておりました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 同じみなもとから流れる二つの要素ようその一つ一つをそれぞれ女と龍華は持っていた。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
  • 勝ちは勝ち、負けは負けと水の流れるごとく素直でなくてはよくあるまい。 北大路魯山人『素人製陶本窯を築くべからず』より引用
  • 川を流れる古木のように、体の中に無数の空洞があいているようだった。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
  • 画面に二日前、公園の駐車場で起きた竜巻の被害ひがいの様子が、一瞬流れる。 岩本隆雄『イーシャの舟』より引用
  • そこは新宿しんじゅくの表通りで、三人のまわりを流れるように、人が歩いている。 横溝正史『金色の魔術師 v0.9』より引用
  • 余は秋寂びた雨の中に立つて此の戸樋を流れるものは何であるかと思つた。 長塚節『佐渡が島』より引用
  • あの小父をぢさんのうちまへから、木曽川きそがはながれるところをましたらう。 島崎藤村『ふるさと』より引用
  • その頃、青い血を駆逐する社会上の敵は黄色の血の流れる成上り者パルヴニウだつた。 岡本かの子『雪』より引用
  • 私の借りた家は札幌の町はずれを流れる豊平川とよひらがわという川の右岸にあった。 有島武郎『生まれいずる悩み』より引用
  • 水田の落ち水を集めてくだる川だけに、流れる水が麗明とはいえないのだ。 佐藤垢石『姫柚子の讃』より引用
  • そして室内へ流れる光は、窓掛の色のために、緑色の光芒に変つてゐた。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • こちらからながめるとただ一筋の黒い河が山を裂いて流れるように見える。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • じっとこの戦いの流れる様を第三者的な目で見ているように思えた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス07 ホワイト・オペラ』より引用
  • はっとお思いになって宮はただ涙だけが流れに流れる御様子である。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 次へ »