泥臭い

全て 形容詞
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  • 地方の新聞社にいた男と聞いて、雑誌の泥臭いのが分るような気がした。 松本清張『火と汐』より引用
  • もとは温泉場の女中でもしていたらしく、化粧や着こなしが泥臭くない。 大藪春彦『蘇える金狼 完結篇』より引用
  • もしかしたらあんな陳腐な泥臭い芝居でも、影響されていたのだろうか。 岩井志麻子『黒焦げ美人』より引用
  • 毎日毎日、こうした泥臭い田舎芝居を演じ続けるのも楽ではあるまい。 深田祐介『暗闇商人(上)』より引用
  • もともと泥臭いところのあるものゆえ、味噌味で仕立てるのが一番いい。 池波正太郎/佐藤隆介・編『鬼平料理帳』より引用
  • そこは運河の水のにおいが泥臭く通って来るようなところだった。 有島武郎『或る女』より引用
  • しかしそんな地味で泥臭どろくさい試合を、観客はまるで気にも留めていない。 柘植めぐみ/北沢慶/山本弘『妖魔夜行 穢された翼』より引用
  • 彼女らの大半が、地元の農家の娘でその泥臭どろくささをきらったからではない。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • 西洋種は葉に丸味があって、色が濃く、日本種のような泥臭さはありません。 平野雅章『たべもの歳時記』より引用
  • うすい橙色の陽射しのなかに、かすかに泥臭い海の匂いがまじっていた。 森禮子『モッキングバードのいる町』より引用
  • 羅堂の作品の多くは、変に胴の長い泥臭い裸婦像で、どれも似たり寄ったり。 泡坂妻夫『蔭桔梗』より引用
  • もしまた持っているとすれば、ただ泥臭い匂いだけであろう。 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』より引用
  • 病院の中だけで生活するのとは違って、地元の村人たちとの接触には泥臭い刺激があった。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 藻類食のため泥臭さがないとされ、ドジョウ類のなかでは一番味が良いとされる。
  • 清流と冬の厳しい寒さが鯉の身を引き締めるため、泥臭さがほとんどない。
  • いかに泥臭いといわれようと、なくてはならぬものなのである。 眉村卓『不定期エスパー4』より引用
  • この映画はそのときの泥臭さというか、そのときの熱さを再び思い出せるような映画だった。
  • 鰈の煮つけと聞いただけで、あの泥臭さがまざまざとよみがえってくるのである。 池波正太郎/佐藤隆介・編『鬼平料理帳』より引用
  • フランスやアメリカには、こういう泥臭ささがさすがにない。 坂口安吾『明日は天気になれ』より引用
  • 磊落らいらくてらうこういう泥臭どろくささを、三島は何よりもきらっていたはずではないか。 村松剛『三島由紀夫の世界』より引用
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