泣く泣く

全て 副詞
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  • 弁は泣く泣く薫の生まれた時のこともよく覚えていて話して聞かせた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 二人は泣く泣く別れさせられ、その子は帰化人のあやの一族に預けられた。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • 女どもはそれを見送り果てて、いずれも泣く泣く元の洞へ帰って行った。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 私は泣く泣くも友の存在を影のごとく淡きものになさなければならなかった。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • あたしの青春を返してよ、などと言いながら結局は泣く泣く身を引く。 森瑤子『恋のインデックス』より引用
  • 泣く泣く一〇〇円玉でかけるときほどくやしい思いをすることはないのである。 木村晋介『八丈島のロックンロール ―キムラ弁護士事件帖』より引用
  • 夫人が泣く泣く愛児を懐に抱くのを見届けて、又御主人に電話をかけた。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • 彼女はおれが他の女と結婚した時にはじめて、泣く泣く他の男と結婚しなくてはならないのだ。 筒井康隆『48億の妄想』より引用
  • 無実の罪だったが、信長の怒りは激しく、家康は泣く泣く受け入れた。 山本兼一『狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎』より引用
  • 焼け石に水、というよりは火に油状態で、声の限り、泣く泣く泣く泣く。 北川悦吏子『おんぶにだっこ』より引用
  • 李固をはじめ一同のものは泣く泣くめいにしたがうよりほかなかった。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(五)』より引用
  • 泣く泣くオリエンタルランドにその分の土地を購入してもらうよう求めてきたのである。
  • たとえば、婚約までしていたのに彼に別に好きな人ができて、泣く泣く別れた。 北川悦吏子『恋のあっちょんぶりけ』より引用
  • 親兄弟の仇敵に、力で圧服させられて泣く泣く身を委せたのでもありませぬ。 杉本苑子『影の系譜 豊臣家崩壊』より引用
  • むろんこの抵抗はゆるされないが、それこそ泣く泣くといったありさまである。 山田風太郎『くノ一紅騎兵』より引用
  • などと書き尽くせないほどのことを泣く泣く言うのであった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • いろいろのことを源氏は泣く泣く訴えたが、何のお答えも承ることができない。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • もし死んでたら、よめに行ったトメさんはどうなったんだろ。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第01巻』より引用
  • あとから着いた周義の妻が泣く泣く遺骸に対面すると、死体はかすかに手を上げた。 駒田信二『中国怪奇物語〈幽霊編〉』より引用
  • リュウジがスペインで成功するためには帰化する必要があるのだと母は泣く泣く納得した。 野沢尚『龍時(リュウジ)01─02』より引用
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泣く泣く の使われ方