泣き泣き

全て 副詞
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  • 二十歳はたちまでは泣き泣き言った言葉を、二十をすぎてからは笑いながら言う。 平岩弓枝『ちっちゃなかみさん』より引用
  • 泣き泣き息をきらして走っていく彼女の姿は見苦しくもあわれであった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(下)』より引用
  • 泣き泣き歩きながら私をわかって呉れている人も在るのだと思った。 太宰治『虚構の春』より引用
  • 王龍が、ちょっとでも怒ると、彼は泣き泣き部屋からとび出してしまった。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • どこまでも知らない振りをして三五郎が通つて来ますと、子供は大声をあげて泣き泣き馬の後をついて来ました。 野口雨情『子供に化けた狐』より引用
  • たとえ機械の注文が殺人であっても、泣き泣き人殺しをやってしまうかもしれない。 安部公房『第四間氷期』より引用
  • 人々は集り、三郎の泣き泣き指す箇処を見て事のなりゆきをさとった。 太宰治『ロマネスク』より引用
  • 話し合っているところへ、おかねと娘のおきみが泣き泣き、お吉につれられて来た。 平岩弓枝『御宿かわせみ 19 かくれんぼ』より引用
  • 泣き泣き病室を出て来た一郎は次郎と共に祖母さんに連れられて誰よりも先にその長い廊下を帰って行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • 少年はやはり声をあげて、泣き泣き走っているらしかった。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 前の嫁たちは、泣き泣き実家へ帰って行ったそうだが、今度のお信はちがう。 池波正太郎『夜明けの星』より引用
  • 泣き泣きおきんは、ようじ屋のおかみお陶のところへ相談しに行きました。 林真理子『本朝金瓶梅』より引用
  • これもみんな家の為だ、広の為だと考へ直して、やつぱし泣き泣きやつてるだあよ。 芥川竜之介『一塊の土』より引用
  • やっとのことで、お母さんやぎは、泣き泣き外に出ていきました。 グリム兄弟/塚越敏訳『グリム童話(1)』より引用
  • 人々は集まり、三郎の泣き泣き指さす箇処を見て事のなりゆきをさとった。 太宰治『晩年』より引用
  • 泣き泣き帰って来たときはまるで幽霊みたような恰好かつこうでさ。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • 三人は腕を組んだまま泣き泣き歩いた。 吉川英治『大岡越前』より引用
  • 後から泣き泣きついて来た筈の子供は、こんどは、いつの間にか三五郎の前に立つて泣き泣き歩いてゐました。 野口雨情『子供に化けた狐』より引用
  • 腹の膨らみはすでに臨月に近いその女は、泣き泣き棒を振り上げた。 岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』より引用
  • ジェイク・ドネルが見ていなければ、学校からずっと、泣き泣き帰って来るところだったんだ。 モンゴメリ/神山妙子訳『アンの青春』より引用
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