況して

全て 副詞
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  • して海を隔てた土地から来ている人は乗って帰る船さえもなかった。 宮本百合子『私たちの建設』より引用
  • 況して他の家へも大方は自から行かずして使を以て音問す可しと言う。 福沢諭吉『女大学評論』より引用
  • してこの戦争では夫を或は子供を戦線に送った人々は皆手紙を書いています。 宮本百合子『婦人の創造力』より引用
  • 況して今の人七百年の昔も知らねば七百年の昔いかでか今の世を推し量らん。 正岡子規『鎌倉一見の記』より引用
  • 況してお前のやうな中ぶらりんな馬鹿野郎が書くことが何になるのだ。 阿部次郎『三太郎の日記 第三』より引用
  • 況して女連は杖を片手に一生懸命に下りて來るのが、可愛らしく見える。 木下利玄『山遊び』より引用
  • 夫婦の関係は君臣に非ず主従に非ず、況して其一方を奴隷視するに於てをや。 福沢諭吉『女大学評論』より引用
  • 之はまだ社会に於ける芸術というものではなく、況して大衆的な芸術ではあり得ない。 戸坂潤『娯楽論』より引用
  • してたゞで死んだものならそれこそびた一文にだつてなりやしない。 葉山嘉樹『工場の窓より』より引用
  • して其れで若干なにがしかの報酬をると云ふ事はほとんど不可能である。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • してさういふ人に使はれたり、さういふ人を使つたりするといふ事は考へ物である。 幸田露伴『些細なやうで重大な事』より引用
  • して自分が初めて手を付けた若い女じゃないか! 近松秋江『別れたる妻に送る手紙』より引用
  • だが之は何も市電が悪いのでもなければ、況して市電従業員が悪いのでもない。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 況して人間を獣と見てはならぬではないか。 葉山嘉樹『工場の窓より』より引用
  • 況して古典文書だけに限定しないことを意味する。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • してゴンクール氏は全力を尽して女の言葉を遮ろうとしているように見えた。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 況して山口生によつて紹介されたる西川の日記が阿部次郎の日記でないことは云ふまでもない。 阿部次郎『合本三太郎の日記 序』より引用
  • して男と二人きりで、こんな部屋へ閉じこもろうとは夢にも考えないことだった。 横溝正史『殺人暦』より引用
  • すでに幾何学的空間は経験的ですらない、況して吾々の云う処の常識的概念であることは出来ない。 戸坂潤『空間概念の分析』より引用
  • 況して全篇を通じて呼吸の一致を感じ通すことなどは殆んどない。 阿部次郎『三太郎の日記 第三』より引用
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