河相洌
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日本国産の盲導犬が最初に誕生したのは1957年とされる。アイメイト協会創設者の塩屋賢一が、18歳で失明した盲学校教諭・河相洌より「この犬を訓練して街を歩けないか」と依頼された。既に1948年から独自に盲導犬の訓練研究を始めていた塩屋はチャンピイの訓練終了後、チャンピイを利用した歩き方を河相に指導した。
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その後、盲導犬の訓練について視力障害者センターの教官であった松井新二郎に相談したところ、日本シェパード犬協会会長であった相馬安雄に聞くことをすすめられ、そして紹介されて来たのが塩屋愛犬学校を設立し、警察犬や家庭犬の訓練をしていた塩屋賢一である。塩屋によって訓練を受けたチャンピイは、1957年より河相洌の盲導犬として活躍した。しかし最後は、河相が上京の際に預けた浜松の知り合いの獣医のもとで急死。
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日本第一号の盲導犬チャンピイ、チャンピイを育て上げた塩屋賢一、盲導犬としての調教を依頼した河相洌。それぞれの活躍と苦闘を描いている。
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