決して軽々

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  • 一年一貫したテーマで勉強したということは、やはり決して軽々なことではないのね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 民衆的なものと日本的なものとの結びつきの経緯の如何は、決して軽々には見逃せないのである。 戸坂潤『日本の民衆と「日本的なるもの」』より引用
  • 然れども今これを絵画的効果の上より論ずれば決して軽々けいけい看過かんかすべきものに非ざるなり。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • これらは決して軽々けいけいに看過することの出来ない英領インド政府の遣り方であるのみならず、チベット一般の国民のためにもなるべく便宜を得るようにして居る。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 一卵性と見てとれる二人は成人男性でも音をあげる土嚢を、決して軽々ではなかったが身体全体の力を上手に利用しつつ保持し、歩幅の広い男たちに決して劣らないスピードで、俺たちとは比較にならない軽快さで歩いていたのだからたいしたものだった。 林亮介『和風Wizardry純情派 1』より引用
  • 決して軽々にすべきことではない、お祭りが出来ないからお返しするなんていふことがあるべきものでない、お祀りが出来ないで、お粗末にするやうならば、なぜお受けするのか、軽率ではないか。 出口王仁三郎『三鏡 『水鏡』『月鏡』『玉鏡』 kgm 1 20060303』より引用
  • 決して軽々になさってはなりません。 吉川英治『三国志』より引用
  • このことが、マリー・アントワネットの精神的成長におよぼした影響は、決して軽々に看過すべきではなかろう。 澁澤龍彦『世界悪女物語』より引用
  • 衛生家というか懐疑派の人は、さざえの壺焼を前にした時も、決して軽々けいけいに、殻に口をつけて、たまったお汁をすする、などという真似はなさらない。 向田邦子『無名仮名人名簿』より引用