汎用揚陸艇
全て
名詞
11 の例文
(0.00 秒)
-
アメリカ陸軍の船艇のうち、上陸用舟艇や兵站支援艦は輸送科によって運用されている。このうち汎用揚陸艇に属するのが本級である。従来、アメリカ陸軍が運用してきたLCUはいずれも海軍の艇と同一の設計を採用していたのに対し、本級は、アメリカ陸軍の要求に基づいて建造された初のLCUとなった。
...
-
このうち兵站支援艦に相当するのが本級であり、揚陸後方支援や低脅威度地域における兵站活動への投入が想定されていた。陸軍輸送科では、もともと、旧式化した汎用揚陸艇を更新するために舟艇24隻の建造を計画していた。しかし検討の過程で、「ジョン・U・D・ページ」および「バンカー」の成功を背景として、これら2隻および陸軍保有の貨物船の代替用として、より大型の艦を導入することとなった。
...
-
設計は上海にある第708研究所で行われた。船首を海岸に擱座して兵員・車両を揚陸することを前提に設計されており、このため船首には跳ね橋状の歩板を備えるという、標準的な汎用揚陸艇型とされている。中型・大型揚陸艦では、その外側に観音開きの門扉を備えているのに対し、本型ではバウ・ランプのみとされているため、四角くフラットな形状であり、造波抵抗は大きなものとなっている。
...
-
ドック内には水深3メートルまで漲水することができ、またドック内の自由水の動きを制御するための水路やバルブは自動的に制御されていた。EDIC汎用揚陸艇であれば2隻、LCM型機動揚陸艇であれば18隻を収容できた。本級は常設の車両甲板を持たないため、車両や物資はこれらの上陸用舟艇に収容したままで搭載するか、あるいは長さ90メートルの仮設甲板を設けることで搭載された。
...
-
船体後部にはウェルドックが設けられている。上陸用舟艇として汎用揚陸艇1隻または小型揚陸艇が収容されているほか、組立型動力ラフト2基が舷側に搭載されている。原型艦と異なりハンガーを持たないが、後部上甲板がヘリコプター甲板とされている点は同一であり、チヌーク輸送ヘリコプターまでの機体規模のヘリコプターなら離着艦可能である。
...
-
-
玉北型揚陸艇は、中国人民解放軍海軍の汎用揚陸艇の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。人民解放軍海軍での名称は074A型揚陸艇()。
...
-
玉連型揚陸艇は、中国人民解放軍海軍の汎用揚陸艇の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。中国人民解放軍海軍での名称は079型揚陸艇()。
...
-
玉海型揚陸艇は、中国人民解放軍海軍の汎用揚陸艇の艦級に対して付与されたNATOコードネーム。中国人民解放軍海軍での名称は074型揚陸艇と呼ぶこともある。
...
-
また優れた医療機能も備えている。海上自衛隊の輸送・揚陸艦艇部隊は、1955年、MSA協定に基づいてアメリカ海軍より供与された汎用揚陸艇6隻、機動揚陸艇29隻によって舟艇隊を設置したことを端緒とする。続いて1961年には、やはりMSA協定に基づき、アメリカ海軍のLST-1級戦車揚陸艦3隻の供与を受け、初代おおすみ型揚陸艦として、第1輸送隊を編成した。
...
-
下層後半部を占めるウェルドックは長さ120メートル、面積885m 2 という長大なもので、車両甲板とはランプで接続されている。最大8艇の機動揚陸艇、最大4艇の汎用揚陸艇又は最大2艇のLCAC-1級エア・クッション型揚陸艇が搭載出来、艦尾開口部から収容・発進する。
...