永らく

全て 副詞
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  • 会見の翌日彼は永らく手に持っていたさいを思い切って投げた人の決心をもって起きた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 香に出会ってからも永らくそれは変わらなかった。
  • オイ曲冬まがふゆとやら、ながらくおれ部下ぶかとなつて雪隠せんち掃除さうぢだけ受持うけもつてれ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 57 20080623』より引用
  • 永らく忘れられていたが、近年は弦楽四重奏曲などが演奏されるようになってきている。
  • 永らく黒田組に居たせいで、自分のそういう目は鋭くなつている。 三好十郎『肌の匂い』より引用
  • もはや解決に近いことは、永らく法水に接している二人にとると、それが感覚的にも触れてくるものらしい。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • 永らく黙って耐えてきたが、ここではその必要はない。 城山三郎『勇者は語らず』より引用
  • 翼竜の繁殖方法についてはその証拠となる化石が発見されず、永らく謎のままであった。
  • 人間はこれほどの強度な苦痛に永らく耐えきれるものではない。 ポー/八木敏雄訳『ポオのSF 第1巻』より引用
  • シリーズものであるが各作品ごとに世界観は独立しており連続性もないため、永らくレギュラー出演者の役名は固定されず設定のみを継承している形であった。
  • 永らく心にとどめてきたので、きれいな女さえ見れば、すぐ二十年前の恋人だと思いがちになっているのかもしれない。 C・D・シマック『マストドニア』より引用
  • 永らくの間心の中にあって、しばしば繰り返していた文章を、暗誦そらんじたというようなところがあった。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 自分は永らくの間、嫂が兄に対してこれほど家庭の夫人らしい愛嬌あいきょうを見せたためしを知らなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 彼の理論は記述言語としての数学の利用がよく理解されず、難解と思われ、その重要性は永らく世に認められなかった。
  • これは朝田理論と呼ばれ、部落解放理論として永らく主導的な役割を果たした。
  • おそらくは九州東福寺領への赴任者として永らくこの地に住んでいた一僧にちがいあるまい。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 永らくここで暮していても、それだけが分らぬという風に今井は声を落して歎じた。 横光利一『旅愁』より引用
  • 自分はながらくのあいだ、嫂が兄に対してこれほど家庭の夫人らしい愛嬌あいきようを見せたためしを知らなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • その前から永らく便にのうが混っていたことを伺ったのは先日がはじめてであったと思います。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • JRとなって以降永らく「JR線」で案内されていたが、後に現在のように改められた。
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永らく の使われ方