永らく外国

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  • この人は永らく外国にいて、内地でも相応に経験を積んだ大家であった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 永らく外国人の中に、ぽつんと挟って暮した女の身には、緊張し続けていた気持がこうしていると、湯に入ってほごれるようだった。 岡本かの子『母子叙情』より引用
  • 永らく外国の特派員をやっていただけに、身なりも洗練されていたが、顔立ちも日本人離れがしていた。 松本清張『球形の荒野 新装版(上)』より引用
  • 父は鏡子の明治型の瓜実顔うりざねがおの面だちから、これを日本娘の典型とよろこび、母は父が初老に近い男でも、永らく外国生活をして灰汁抜あくぬけのしたさばきや、エキゾチックな性格に興味を持ち、結婚は滑らかに運んだ。 岡本かの子『母子叙情』より引用