永らく

全て 副詞
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  • 母は現在も元気なのだが、永らく別れていた父は、去年の夏に急死した。 池波正太郎『おおげさがきらい (池波正太郎未刊行エッセイ集1)』より引用
  • われわれのように警察に永らく勤めているとよくそういうのに出くわします。 クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』より引用
  • 跡地は永らく駐車場となっており、駅舎や機関区の路盤部分が残っていた。
  • 永らく住みなれた地方を旅立ったのは、秋も晩くなってからであった。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • ホームの南側には永らく使われていないと思われる留置線がある。
  • おれは永らくこの職をかたじけのうしているが、こういう例は見た事がない。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • その後は永らく低迷が続いたが、2007年から再び力をつけてきている。
  • この人は永らく外国にいて、内地でも相応に経験を積んだ大家であった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 私は冬でも雪が積ったことのない国に永らく育てられたのだ。 水野葉舟『遠野へ』より引用
  • 日本の製版・印刷業界では、永らくYMCKという順番で呼ばれてきた。
  • 永らく時計塔で受けてきた辱めに対する、最高の意趣返しではないか。 虚淵玄『Fate/Zero Vol.1 「第四次聖杯戦争秘話」』より引用
  • 永らく東京におりますと喧嘩でもする時には啖呵たんかを切るのに江戸弁がつい出ます。 笑福亭松鶴『上方落語100選(2)』より引用
  • その内の一人は、永らく休職していた筈の尾形警部であったのです。 海野十三『赤耀館事件の真相』より引用
  • 竜之助の父弾正は老年の上、中気ちゅうきをわずらって永らく床に就いています。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 亡くなった母の幼友達で家に永らくいる老婦人のことである。 矢田津世子『父』より引用
  • ヨーロッパにおいて、永らく傘は贅沢品であり、富と権力の象徴だった。
  • それから己は生活の格子戸の前に永らく立っていたものだ。 森鴎外『痴人と死と』より引用
  • 会見の翌日彼は永らく手に持つてゐたさいを思ひ切つてげた人の決心を以て起きた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 永らくドイツ人が居住していたが、近年神戸市が所有者となって一般に公開されるようになった。
  • 武士は遠く平安時代の末期に発生したと言われていますが、永らく日本の歴史の推進役でありました。
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永らく の使われ方