水臭い

全て 形容詞
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  • 帰ってきた途端にまた行ってしまうなんて、あんまり水臭いじゃないか。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • それをうそにも水臭いなんていはれりや、俺だつてくやしいだらうぢやないか。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • それはまるで、旧友に対して「水臭いぞ」と言っているようでもあった。 吉村達也『ふたご』より引用
  • 種吉へは飯代を渡すことにしたのだが、種吉は水臭いといって受取らなかった。 織田作之助『夫婦善哉』より引用
  • それにねえ、横田さん夫婦は、君が想像するような水臭いなかじゃない。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • そんなの水臭いです、と夕乃にはよくしかられるが、けじめのようなもの。 片山憲太郎『紅 第01巻』より引用
  • おるい様と私の仲で、そんなことをお気にかけられるのは水臭い。 平岩弓枝『御宿かわせみ 30 鬼女の花摘み』より引用
  • それが水臭いような、恨めしいようにも思われてならなかった。 岡本綺堂『箕輪心中』より引用
  • 何の、そんな水臭い人でない事は、わしがちゃんと知っている。 泉鏡花『照葉狂言』より引用
  • 女房のお前にも一言も云わずに行っちゃって水臭え奴と怒るだろうが、これには理由があるんだ。 山中貞雄『森の石松』より引用
  • あなた私たちにお隠し遊ばしては水臭いじゃアありませんか。 泉鏡花『照葉狂言』より引用
  • 俺が帰ってきたんで、あわてて帰るなんて水臭いぞ。 三浦綾子『ひつじが丘』より引用
  • 義務や恰好が価値を持つほど水臭い仲でも元々ない。 吉川英治『新書太閤記(九)』より引用
  • 不破は黙っている伊三次を水臭い男だと思った。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 黒く塗れ』より引用
  • 江南や守須が思うほど、自分と紅次郎とは水臭い間柄ではない、と島田は云う。 綾辻行人『十角館の殺人』より引用
  • 最後ぐらいは元の所有者に返そうと思ったのだが、ディーは水臭いと怒ってわざわざ届けてくれた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • 従って、前述の日本女性のように「ユダヤ人の神様って水臭いのね」という言葉が出てくる。 ベンダサン『日本人とユダヤ人』より引用
  • そんな水臭いことを言わずに、引き揚げてくれたまえな。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • 時々さう思ふ事がある、あの人の水臭い仕打の有るのは、多少いくらか自分をあなどつてゐるのではあるまいか。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • そんな水臭い事を言わずに、引き揚げてくれたまえな。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
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水臭い の使われ方