気配が漂う

27 の用例 (0.00 秒)
  • 好きな相手に会うのならば、もう少し楽しげな気配が漂うのではないか。 東野圭吾『幻夜』より引用
  • まだ夏の火照りを残してはいたが、熱海には秋の気配が漂い始めていた。 小池真理子『雪ひらく』より引用
  • 私たちは賭けているので、なにか曖昧あいまいな気配が漂ってしまうに違いない。 吉行淳之介『贋食物誌』より引用
  • 片手を額に押し当て、まわりをうかがうような困惑の気配が漂っている。 藤堂志津子『藤堂志津子 恋愛傑作選』より引用
  • 素直にその言葉が生まれ、鏡片からほのかな笑みの気配が漂ってきた。 雨木シュウスケ『レジェンド・オブ・レギオス 第03巻 レギオス顕現』より引用
  • もうここでは秋が色濃く、暁方あけがたはすでに初冬の気配がただよいはじめていた。 立原正秋『冬の旅』より引用
  • ただ、尖った顎や目のまわりの薄い隈に、妙にやつれたような気配が漂う。 宮部みゆき『孤宿の人 (上)』より引用
  • これから一日がはじまるのに、外は一日の終わりの気配が漂いはじめていた。 長嶋有『猛スピードで母は』より引用
  • 男には父親同様の、いかにも律儀そうな気配が漂っていたからかも知れない。 山本一力『あかね空』より引用
  • あたりに完全に夜の気配が漂うまで待って、三人は表へ出た。 胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇3 キャリアウーマン』より引用
  • 夜のうちに天候がはっきり違って、空には秋の気配がただよっていた。 フィッツジェラルド/大貫三郎訳『華麗なるギャツビー』より引用
  • 古本市にはすっかりお祭りの終わりの気配が漂い始めています。 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』より引用
  • 鋼のような全身から、シェラのもっとも馴染んでいる気配が漂い始める。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第07巻 「コーラルの嵐」』より引用
  • 検査室は地下にもあって、そこはさらに薄暗く、陰惨な気配が漂っている。 日野啓三『聖岩 Holy Rock』より引用
  • なんとなく、二人きりの魔空間まくうかんには微妙な気配けはいが漂うのだ。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第03巻』より引用
  • あたりは鬱蒼うつそうとした常緑樹に囲まれて、もう夜の気配が漂っている。 花村萬月『ブルース』より引用
  • ふたりとは反対側の、鬱蒼と葉を茂らせる林から浪厚な気配が漂ってきた。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 15 山口防衛戦4』より引用
  • 綾人は少し秋の気配が漂いはじめた夜の街に出ていった。 大野木寛『ラーゼフォン夢みる卵』より引用
  • その口調には同情とともに、どこかさげすむような気配が漂っている。 原田宗典『どこにもない短篇集』より引用
  • 今は志乃の肉体から「カゲヌシ」独特の気配けはいただよっているのを感じる。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • 次へ »