気軽に引き受け

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  • 彼は気軽に引き受けて、二十歩とはなれていない教会の聖器室へ案内させた。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • ただ新幹線の中から電話一本かけてくれと頼まれて気軽に引き受けただけだろう。 森村誠一『新幹線殺人事件』より引用
  • 春菜はむしろ検索するほうが好きなので、気軽に引き受けてくれた。 荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』より引用
  • と気軽に引き受けてはくれたが、ハナは心配でいたたまれず早目に日本橋へ向った。 青島幸男『人間万事塞翁が丙午』より引用
  • だが気軽に引き受けられることじゃなかった。 泡坂妻夫『乱れからくり』より引用
  • ひとみはなんの詮索せんさくもせず気軽に引き受けてくれた。 阿刀田高『空想列車(上)』より引用
  • そのうえ板垣は軍中央の生活を知らないので、閣議でも他の閣僚の要望を気軽に引き受けて戻ってくる。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用
  • 急ぎの手紙を、今朝けさ夫にたのんでおいたのだが、気軽に引き受けてくれた代りに気軽にわすれられてしまい、ともかく明日あすの朝一番の集配に間に合うように、こうして夜中に家を出て来たのである。 赤川次郎『こちら、団地探偵局』より引用
  • 伊勢にすれば、万が一『若』が反撃はんげきしてくるような場合にそなえて警戒けいかいをおこたらないようにしようと、個人的に、しかも漠然ばくぜんと考えていただけで、これといった具体的な役目についているわけでもなかったから、水谷の申し出をすぐその場で気軽に引き受けたのだった。 松枝蔵人『聖エルザクルセイダーズ外伝「修羅の少女」』より引用
  • それから荷物を平岡の宅へ届けたうえに、万事きれいに片づくまで手伝いをするんだと言われた時は、ええ承知しました、なに大丈夫ですと気軽に引き受けて出て行った。 夏目漱石『それから』より引用
  • 彼は、そういうことなら任せて置けと、気軽に引き受けたが、一カ月もたって、青柳のところに持って来たものは、イソギンチャク状のゴム製品であった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • それから荷物を平岡のうちへ届けた上に、万事奇麗に片付くまで手伝をするんだと云われた時は、ええ承知しました、なに大丈夫ですと気軽に引き受けて出て行った。 夏目漱石『それから』より引用
  • それから荷物を平岡のうちとゞけた上に、万事奇麗に片付く迄手伝をするんだと云はれた時は、えゝ承知しました、なに大丈夫ですと気軽に引き受けて出て行つた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 手塚律蔵が、孝平に言うと、ちょうど手許に洋書が入ったので、訳してやろうと気軽に引き受けてくれた。 古川薫『桂小五郎(上)』より引用
  • 行天燎子は、気軽に引き受けてやった。 和久峻三『朝霧高原殺人事件~赤かぶ検事シリーズ 1991』より引用
  • 南条範夫氏と村上元三氏の論争について、何か書くようにと言われて、気軽に引き受けはしたものの、「中央公論」六月号の南条氏の文章、「大衆文学研究」の本年度の三号の村上氏の文章、新聞に載った両氏の応酬文章、全部読んでみて、あほうなことを引き受けなければよかったと思った。 海音寺潮五郎『さむらいの本懐』より引用
  • 幻影達は気軽に引き受け出掛けていった。 酒見賢一『後宮小説』より引用
  • だから、コミッショナーの役は、わりあい気軽に引き受けた。 赤瀬川隼『球は転々宇宙間』より引用
  • 天室和尚てんしつおしようは気軽に引き受けた。 海音寺潮五郎『天と地と(四)』より引用
  • 俊輔は、気軽に引き受けて、間もなく講義室にいる河辺佐治右衛門のところへ酒肴を運び、得意の弁舌をふるいはじめた。 古川薫『桂小五郎(上)』より引用