気軽そう

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  • そう言って葉子は気軽そうに立ち上がって台所の方に定子と連れだった。 有島武郎『或る女』より引用
  • そういって葉子は気軽そうに立ち上がって台所のほうに定子と連れだった。 有島武郎『或る女』より引用
  • そうしてふすま一つ向こうの座敷へ、わざと気軽そうにはいって行った。 芥川龍之介『杜子春・南京の基督』より引用
  • 袴をはいて靴を鳴らしている彼女は、気軽そうに口笛を吹いて私にたずねた。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • そうしてふすま一つ向うの座敷へ、わざと気軽そうにはいって行った。 芥川竜之介『お律と子等と』より引用
  • 若林博士は今までになく気軽そうに、私の背後うしろからうなずいた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 粛然しゅくぜんとした森の中の道路を、気軽そうな疾走の足どりで縫うように走ってくる。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • 薄明るい林の中からは、時々風とはいえぬほどの風が、気軽そうなさえずりを漂わせて来た。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用
  • 心が眼をみはって、気軽そうに物を云っている二人の心底の恐ろしい暗さを照した。 宮本百合子『伸子』より引用
  • 決め付けると運が逃げるとでも言うように首を振って、いかにも気軽そうな様子でイェスパーは言った。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • 男は女が泣いてもいないらしいのをいまいましく思いながら、わざと気軽そうにあたりを見廻した。 太宰治『晩年』より引用
  • 私はとある珈琲店の中へ気軽そうにはいって行った。 堀辰雄『旅の絵』より引用
  • 「こないだ死んだ奴の次ぎ位に悪いと言われていたって、何も死ぬと決まっているわけのものじゃないんだからなあ」私はそう気軽そうに自分に向って言って聞かせたりした。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • 私は気軽そうな声を出した。 宮部みゆき『名もなき毒』より引用
  • 明は急に気軽そうに云った。 堀辰雄『菜穂子』より引用
  • と、ほんとうは臨時収入などないのだが、相手の男のほうからはとても夕食の申しこみなどありそうもないので、ブス子はそう言っていかにも気軽そうに声をかける。 森瑤子『恋愛関係』より引用
  • いかだのしりにひかれて、サクラ号の小さなボートは気軽きがるそうに頭をふりふりついてきた。 佐藤紅緑『少年連盟』より引用
  • 「お早う」私も同じように、顔がほてり出すのを感じながら、気軽そうに言った。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • そういう座敷の一所に、一人の侍が端坐して、それらの物を眺めていたが、貝十郎とお島とを見ると、気軽そうに挨拶をした。 国枝史郎『十二神貝十郎手柄話』より引用
  • いかにも気軽そうに、そう続けたのだった。 西尾維新『刀語 10 第十話 誠刀・銓』より引用
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気軽そう の使われ方