気強い

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  • それに私たちはなんといっても二人だったので、その点では気強かった。 ヴェルヌ/村上啓夫訳『海底二万リーグ(上)』より引用
  • 次々と機体は変化していい飛行機が出来ているらしく、気強いことだ。 伊藤整『太平洋戦争日記(一)』より引用
  • 気強いこの人にはここ十年以上およそなかった感激ぶりということになろう。 半藤一利『幕末辰五郎伝』より引用
  • それに空襲の時に五人も男が入っていれば人手があって気強いわけでもある。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • 娘たちはあんなに言っていたものの、こうなっては気強く笑って出て行った。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 知らぬふりであがって行きながら喬は、こんな場所での気強さ、と思った。 梶井基次郎『ある心の風景』より引用
  • 何よりも母に、自分の方のことは包み隠して、気強く突きかかって行った。 梶井基次郎『ある心の風景』より引用
  • しかし、三人いっしょだったのでわりに気強かったんでございますね。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 上』より引用
  • 新しい朝を迎えた気強さに、自分の恐怖心がなんの根拠もないように思われたくらいだった。 ウェルズ/新庄哲夫訳『タイム・マシン』より引用
  • ほうほう鳥がいつもどこかで鳴いてるのが、楽しくもあり気強かった。 豊島与志雄『霧の中』より引用
  • そしてその手紙を読んでいる中に気強いお兼も、いつか涙を誘われずにはいられなかった。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • さうしたら、あの方だつて気強い事は言つてゐられないでせう。 森林太郎『鱷』より引用
  • それでわたしは、運命の打撃には たしかに気強さを自覚するようになっております。 ダンテ/三浦逸雄訳『神曲(第三部) 天国篇』より引用
  • 私の家と土地の件いよいよ困ったら肩がわりしてくれるという話、彼がいるので私も気強い。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • わしはわしをしかってもっと気強くしなくてはならないと腹を決めてどなりつけてやったのだよ。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • やがて思いついて鉢巻したが、それで少しばかり気強くなったというのです。 海音寺潮五郎『史談と史論(上)』より引用
  • そうしたら、あの方だって気強い事は云っていられないでしょう。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • 「男の人の傍でもかまいませんから」こちらは女二人になったことを気強く意識して交渉し出した。 若杉鳥子『独り旅』より引用
  • 赤児のおりから里にやられていたお島は、家へ引取られてからも、気強い母親にうとまれがちであった。 徳田秋声『あらくれ』より引用
  • 久子の落ち着いた調子は、やっぱり三十女のものだと八千代は急に気強くなった。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
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