気はずかしい

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  • 一八一五年以来、この男は工業家であることを気はずかしく思っている。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 最初のうち彼は緊張と気はずかしさとで、何を話してよいやらわからなかった。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • ハリーは杖を取り、なんだか気はずかしく思いながら杖をちょっと振ってみた。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 01 ハリー・ポッターと賢者の石』より引用
  • だれかが部屋にはいってきたため気はずかしくなったときのように、ぼくたちは離れていた。 ヘミングウェー/高村勝治訳『武器よさらば』より引用
  • 源氏は気はずかしくなって、たって言葉を重ねることもできなかった。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 仕方がないので行くことにしたが、一人では気はずかしい。 池波正太郎『人斬り半次郎 幕末編』より引用
  • 温厚な丸岡は、それを言うときにいくらか気はずかしそうな顔をした。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • 彼女は思わずそういってから、気はずかしさを微笑でごまかした。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • プチーツィンは気はずかしさのあまり頭を垂れ、下の方を眺めていたほどであった。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • ことに彼女の態度が、そうした気はずかしさを起こさせたのである。 ドイル/延原謙訳『バスカヴィル家の犬』より引用
  • 何を考える力もなくなっていたが、ただ、ひどく気はずかしい。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 浜蔵のほうがおえんの白いはぎひざが見えるのを気はずかしげに気づかっている。 南原幹雄『付き馬屋おえん吉原御法度』より引用
  • さすがに気はずかしさが出たのか、恭子はかるくうつむいて話をそらした。 高木彬光『検事 霧島三郎』より引用
  • が、沖田は、気はずかしそうに手を掛けぶとんの中にもぐりこませた。 司馬遼太郎『燃えよ剣 02 (下)』より引用
  • しかし、谷中は、その言葉は気はずかしいといった顔を心がけていた。 川上宗薫『流行作家』より引用
  • これは気はずかしい言いかただとわかっている。 田中芳樹『銀河英雄伝説外伝 02 ユリアンのイゼルローン日記』より引用
  • 買いだめ出来ないということから益々お互いに気はずかしいような手段がとられて行ったのであると思える。 宮本百合子『主婦意識の転換』より引用
  • 不思議な夢を見たものだが、どうも人に話をするには気はずかしい、とひとり胸中におさめていた。 西沢爽『雑学艶学』より引用
  • ドリアンは喜びにほおを染めながら、気はずかしげにテーブルの端の席から彼に一礼した。 ワイルド/渡辺純訳『ドリアン・グレイの肖像』より引用
  • 少し気はずかしい思いで父親に抱かれながら、ゆきは胸の中にさっきまでは影もみえなかった得体の知れない不安がひろがるのを感じていた。 藤沢周平『日暮れ竹河岸』より引用