気が散る

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  • 母屋おもやの方だと一人で閉じこもれる部屋がなくて、気が散ったものだから。 綾辻行人『鳴風荘事件 ―殺人方程式Ⅱ―』より引用
  • 一つは雑誌であると、百貨店へ行ったように他へ気が散るからであります。 小川未明『書を愛して書を持たず』より引用
  • 人の話を聞いているときでも、他のさまざまなことに気が散ることがよくある。 齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』より引用
  • 内藤の強い調子の声が事務室から聞こえてきて、気が散って仕方がないのだ。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 原稿を書く時は、気が散るのでテーブルから遠い入口の柱につないだ。 近藤紘一『サイゴンのいちばん長い日』より引用
  • しかしこのためにあとになって、どんなに私の気が散るようになったことだろう! アンデルセン/神西清訳『即興詩人(上)』より引用
  • 気が散るように、バスん中じゃあ面白い話でも聞かせてあげるさ。 西尾維新『新本格魔法少女りすか 02』より引用
  • その結果、印刷されている問題からそれて、あらぬかたへ気が散りがちだった。 ハル・クレメント『20億の針』より引用
  • 街道は展望を持っていたがそんな道の性質として気が散り易かった。 梶井基次郎『筧の話』より引用
  • おれが傍にいては彼女も気が散っていけないだろうと思い、おれはすぐ試写室を出た。 筒井康隆/横尾忠則『美藝公』より引用
  • そうした仕事が、じつは、われわれの気が散る原因となっているのだ。 ソロー/神原栄一訳『森の生活』より引用
  • それに、スポックを相手にして議論すればますます気が散るだけだ。 ロッデンベリイ『スター・トレック5/新たなる未知へ』より引用
  • トムは勉強に身を入れようとあせればあせるほど気が散って駄目だめだった。 トウェイン/大久保康雄訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
  • どんな人間がいても気は散るが、慶子には気が散る要素が多すぎる。 塚本晋也『悪夢探偵』より引用
  • 無視しようと思ったけれど、こんなにうるさいと、気が散ってしまう。 夏石鈴子『家内安全』より引用
  • トムは本に心を入れようとすればするほど、気が散るばかりだった。 トウェイン/鈴木幸夫訳『トム・ソーヤーの冒険』より引用
  • というのは心眼と申して心の目で見るために、気が散りません。 今村信雄編『古典落語(上)』より引用
  • 彼女の話によれば、安いものは音が大きくて使っている途中で気が散ってしまうらしい。 夏石鈴子『バイブを買いに』より引用
  • うちに男の子がいたりすると、気が散ってよくないだろう。 星新一『城のなかの人』より引用
  • そのなかで、気が散らなくていいというか、あの才能の育て方のシステムも生きてくる。 米原万里『ガセネッタ&シモネッタ』より引用
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