氏は早速

20 の用例 (0.00 秒)
  • ときどき船中で試みた俳句の手腕を沖氏は早速使ってまた皆を笑わせた。 横光利一『旅愁』より引用
  • 氏は早速死体を応急検査すると、即刻そつこく夫人を電話室にともない、警察へ電話をかけたのです。 高木彬光『幽霊西へ行く』より引用
  • 田部井氏は早速屈み腰になって、それらしい跡を探しはじめた。 大阪圭吉『寒の夜晴れ』より引用
  • 王氏は早速かたわらの壁に、あの秋山図をかけさせました。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用
  • ゴエ氏は早速長官に戦闘の模様を報告した。 サド/澁澤龍彦訳『恋のかけひき』より引用
  • 三浦が「いちじく」に書いた手紙に、菅原氏は早速わたしの住所を彼に伝えた。 三浦綾子『塩狩峠 道ありき』より引用
  • S氏は早速、君も聴いてくる必要があるぞと言う。 五味康祐『西方の音』より引用
  • 王氏は早速かたわらの壁に、あの秋山図をけさせました。 芥川竜之介『秋山図』より引用
  • ブロン氏は早速、この奇怪な事件を家族や知人に話したが、「余りに話ができすぎている」という理由で誰も信用してくれない。 遠藤周作『ぐうたら好奇学』より引用
  • 氏は早速病院に訪ねてくださった。 三浦綾子『塩狩峠 道ありき』より引用
  • 温泉へ着いて小憩するひまもなく、蒲原氏は早速一同をうながして松山鏡の伝説の地へ散歩にでかけた。 坂口安吾『逃げたい心』より引用
  • ビールが来ると、しゃべるのはあまり達者でなさそうなペネッツィ氏は早速ぐーっとコップをかたむけた。 モーム/田中西二郎訳『ロータス・イーター』より引用
  • ジョン氏は早速サン・ドニイへやって来た。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • 話がまとまると、氏は早速入社の辞を書いてよこした。 薄田泣菫『艸木虫魚』より引用
  • 松島氏は早速、身支度をして、迎いの自動車に乗った。 小酒井不木『外務大臣の死』より引用
  • 氏は早速、砒素鏡検出法を始め、その他の方法によって分析に取りかかったが、大量は愚か、砒素の痕跡さえも発見されなかった。 小酒井不木『誤った鑑定』より引用
  • 室内にはトイレも洗面所もなく、八畳ほどのゴムタイル張りの床には刃物を突き立てたような傷あとがあり、木野塚氏は早速、この部屋では暴力事件がくり返されたに違いないと推理した。 樋口有介『木野塚探偵事務所だ』より引用
  • 鼠股引氏は早速さっそくにそのたまを受取って、懐紙かいしで土を拭って、取出した小短冊形の杉板の焼味噌にそれを突掛つっかけてべて、余りの半盃をんだ。 幸田露伴『野道』より引用
  • 東屋氏は早速始めた。 大阪圭吉『灯台鬼』より引用
  • 洋吉氏は早速ページくる。 大阪圭吉『死の快走船』より引用