毫も遜色

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  • しかし京水が後能のちよく自ら樹立して、その文章事業が晋に比してごう遜色そんしょくのないのを見るに、この人の凡庸でなかったことは、推測するにかたくない。 森鴎外『渋江抽斎』より引用
  • 小さなサロンのなかは、その調度といい装飾といい、およそ他の壮麗で優雅ないずこのサロンに較べても、ごうも遜色がなかった。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • 或はまた、優れた外国劇の紹介によつてのみ、我が国の新劇運動を誘導刺戟し得るといふ考へからであらうが、それなら、若し明日にも、日本の作家中から、ゲエリングに対し、チェホフに対し、マゾオに対し、毫も遜色のない作品を発表するものが出たらどうするのだらう。 岸田国士『築地小劇場の旗挙』より引用
  • 而も東京専門学校は、経営二十星霜にして、明治三十五年早稲田大学と改称するの域に達し、其の実力及び位地は、啻に慶応義塾と相対峙して毫も遜色なきのみならず、漸次準備の熟するを待つて理、医、農、工等の学科を増設し、以て完全なる大学の性質を具備するに至らむことを期せり。 鳥谷部春汀『明治人物月旦(抄)』より引用
  • 而も東京專門學校は、經營二十星霜にして、明治三十五年早稻田大學と改稱するの域に達し、其の實力及び位地は、啻に慶應義塾と相對峙して毫も遜色なきのみならず、漸次準備の熟するを待つて理、醫、農、工等の學科を増設し、以て完全なる大學の性質を具備するに至らむことを期せり。 鳥谷部春汀『明治人物月旦(抄)』より引用