毫も

全て 副詞
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  • しかし先生はこの点についてごうも私を指導する任に当ろうとしなかった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • 只異とすべきは、角兵衛に文事があつたことが毫も聞えてゐぬのである。 森鴎外『伊沢蘭軒』より引用
  • 自分の誤りが明らかであればそれを認めるのにごうもやぶさかでなかった。 ホーガン『ガニメデの優しい巨人』より引用
  • さう言ふ信仰から、前代の君は、後継の君と毫も変らぬ同一人であつた。 折口信夫『万葉集研究』より引用
  • 「あの女は嫁にでも行くんだろうか」とごうも心配にならない気色けしきで言う。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • しかしてそれは音楽の質のいかんには毫も関係を持たないことなのである。 伊丹万作『映画と音楽』より引用
  • 僕はあなたを攻撃などする積りで毫もこの手紙を書いているのではありません。 横光利一『旅愁』より引用
  • 然し先生はこの点についてごうも私を指導する任に当ろうとしなかった。 夏目漱石『こころ』より引用
  • しかし、夢の世界では、この異常事を、竜助にごうも異常とは思わせぬ。 山田風太郎『忍者月影抄』より引用
  • こう云う場合の常として、ドュパンはこの事件の事をごうも口にしない。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • 独りで勝手に苦心しているのじゃないかと主人はごうも感謝の意を表しない。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • しかし不正なるもの不純なるものに対してはごうも仮借する所がなかった。 和辻哲郎『夏目先生の追憶』より引用
  • かくいえども余は危険に身命を暴露するを毫も恐るるものにはあらず。 ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 クルンバの悲劇』より引用
  • けれども学生生活の裏面に横たわる思想界の活動にはごうも気がつかなかった。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • 個人の自由と情実をごう斟酌しんしやくしてくれない器械のような社会があった。 夏目漱石『それから』より引用
  • だから私は、学者であり、私学の先生である事に、毫も誇りを感じない。 折口信夫『古代研究 追ひ書き』より引用
  • かう云ふ場合の常として、ドユパンはこの事件の事を毫も口にしない。 森林太郎『病院横町の殺人犯』より引用
  • 人がいるなどとはごうも考えなかったところへ、不意と誰か来た気配が感じられたのである。 大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』より引用
  • しかし彼女の態度は里へ行く前とごうも違っていなかった。 夏目漱石『道草』より引用
  • 生きているとは思っても、そのとき、生かされているとはごうも思わなかった。 灰谷健次郎『アメリカ嫌い』より引用
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