比較的

全て 副詞
27,276 の用例 (0.03 秒)
  • 意識界のどの部分も比較的自由に焦点になり得ると云う意味であります。 夏目漱石『創作家の態度』より引用
  • かういふ観察の仕方は今日までの欧米人は比較的しなかつたと思ひます。 岸田国士『観光事業と文化問題』より引用
  • もっと奥の方まで行けば、比較的元気なイモタル人のいる村があります。 倉橋由美子『アマノン国往還記』より引用
  • 高等学校時代を通じて私が比較的たくさん読んだのは宗教的な書物であった。 三木清『読書遍歴』より引用
  • その食堂の一テーブルはこんな惜別のまどいが比較的長く占領していた。 高浜虚子『丸の内』より引用
  • そして母は比較的明るい印象を娘の表情から得てゐたものらしかつた。 神西清『青いポアン』より引用
  • 比較的視聴率の高いテレビの大衆向け法律番組の司会者の名をいった。 胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇5 涙のポンポコリン』より引用
  • これまでは仕事即ち職業としての外との相互関係から比較的短かったから。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 第二の人間學即ち制作人間の人間學は、比較的新しい誕生のものである。 三木清『認識論』より引用
  • 南洋諸島の間には、比較的近代まで、食人肉の風が盛に行はれて居つた。 桑原隲蔵『支那人の食人肉風習』より引用
  • 第一は比較的正確な記録の中に見えてゐる歴史的思想であります。 内藤湖南『支那歴史的思想の起源』より引用
  • 江戸二百年の文明に疲れた生活上の落伍者らくごしやが比較的大勢おほぜい住んでゐた町である。 芥川竜之介『本所両国』より引用
  • 煙と男子に占領された比較的狭いそのへやは思ったよりにぎやかであった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 比較的新しい骨の場合には血清学的な検査で人骨か獣骨かの区別をつける。 上野正彦『死体検死医』より引用
  • 私は怪しい気持になって、比較的新しい落掛をいつまでも見つめていた。 豊島与志雄『都会の幽気』より引用
  • そこで実際書いている作者の気持では、比較的彫刻的のような感じがする。 豊島与志雄『戯曲を書く私の心持』より引用
  • 何だかこの状況は、過去の比較的近い時期に一度経験したような気がする。 今野緒雪『スリピッシュ! 02 ―盤外の遊戯―』より引用
  • 俺が比較的冷静な人間であることは、この際僥倖ぎょうこうとも言うべきことだ。 森本薫『華々しき一族』より引用
  • 保定警察局といふ看板の出てゐる比較的立派な建物の前に来た。 岸田国士『北支物情』より引用
  • 受話器の向こうから聞こえてきたのは、比較的年配らしい女性の声だった。 椹野道流『鬼籍通覧5 禅定の弓』より引用
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