毎々

全て 副詞 名詞
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  • 村の寄合などにたまに出て、私は諸君の頭の白くなったに毎々まいまい驚かされます。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 毎々言ふことだが、製作部は菌種の改良に、いつたい全力をあげてゐるのかい。 岸田国士『椎茸と雄弁』より引用
  • ある知人いわく、猫の屍は毎々つねづね見るが純種の日本犬の死体は人に見せぬと。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • 嶋田は建造中の第二号艦を中止すべきと毎々意見していたが、待たれたしという意見によって抑えられていた。
  • 太郎冠者が待つほどに東国方の旅の者が通りかかつて、毎々次のやうに独白します。 坂口安吾『かげろふ談義』より引用
  • きずなを解いて山へ帰るかと見るに、直ちに家へ還った事毎々だったと。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • 正行が鼻血を出したり、陳平が泣面をしたりするという騒ぎが毎々でした。 幸田露伴『少年時代』より引用
  • 私共の村住居むらずまい年標ねんひょうとして、私は毎々まいまいお客に此杉の木をゆびさします。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 間毎々々まごとまごとに点もされたが、不夜城のようにも明るく見える。 国枝史郎『血ぬられた懐刀』より引用
  • 毎々、三河を脅やかしている鈴木日向守ひゆうがのかみ寺部てらべの城を攻めた時である。 吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
  • その父も毎々の失敗にすこし呆れたんでしょう。 岡本綺堂『白髪鬼』より引用
  • 僕も毎々経験したことがあるが、蛔虫という奴は肛門から出るばかりじゃない、喉の方からも出ることがある。 岡本綺堂『探偵夜話』より引用
  • 私の方では毎々おうはさを伺つて、く貴方を存じてをります。 尾崎紅葉『金色夜叉』より引用
  • 此故に古より奸雄の如きは毎々此の氣の共鳴作用を利して事を做す位である。 幸田露伴『努力論』より引用
  • 万七は自分の見込みの引っくり返されるのは、毎々のことながら我慢のならない屈辱だったのです。 野村胡堂『銭形平次捕物控 12』より引用
  • 銀座日本橋あたりで買物すると、田舎者扱いされて毎々腹を立てる。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 体質の弱い彼は一年の間に画作に適する時季を極めて僅かしか持たなかったと毎々言って居たが、随筆には時季を選ばなかったのであろうか。 石井柏亭『大切な雰囲気』より引用
  • 兎も角も武家である上に、毎々のおなじみですから茶屋でも粗略には扱いません。 岡本綺堂『三浦老人昔話』より引用
  • 根気のよいお婆さんで、私も妻も毎々まいまい話しこまれて弱ったものです。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • 余のごときは毎々一時間ぶっ通しに立往生をしたものだ。 夏目漱石『満韓ところどころ』より引用
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毎々 の使われ方