殆ど見當

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  • 歴史を調査しても、唐以前に醫療の目的で人肉を食用した事實は、殆ど見當らぬ。 桑原隲蔵『支那人間に於ける食人肉の風習』より引用
  • 春秋戰國にかけて約五百年間は、支那の文化の絢爛を極めた時代であるが、その時代に出た文武の大人物を見渡すと、皆北支那の産で、南支那人は殆ど見當らぬ。 桑原隲蔵『歴史上より観たる南支那の開発』より引用
  • 私自身の經驗を話すと、高等學校の頃、哲學に關心をもち始めたとき、わが國にはまだ哲學概論と稱する種類の書物は殆ど見當らなかつた。 三木清『哲学はどう学んでゆくか』より引用
  • 足利時代以前に在りては、政治の中心たる京都や鎌倉にこそ、時代相應の都市生活を認むることが出來るけれど、通商貿易の結果として著るしき發達を遂げた都市といふものは、殆ど見當らない。 原勝郎『足利時代を論ず』より引用
  • 制度・文物・學術・宗教等あらゆる文化は、支那より傳はり、若くは支那を經て、我が國に傳はつたもので、その反對に日本固有の文化、若くは他國の文化でも日本を經て、支那・朝鮮の大陸に傳はつたといふ場合は、殆ど見當らぬ。 桑原隲蔵『東洋史上より観たる明治時代の発展』より引用