死地に赴く

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  • 彼女のために死地に赴くのだということは、わかっているはずだからだ。 バローズ『地底世界ペルシダー』より引用
  • 指揮官が部下将兵をあえて死地に赴かせるのは、世界の戦場の常である。 角田房子『一死、大罪を謝す』より引用
  • 戦時中は華族ゆえにその義務感から率先そっせん死地におもむき、血と涙にまみれた。 酒井美意子『ある華族の昭和史』より引用
  • 彼女は、三階へ上っていったが、死地に赴くひとのように蒼白だった。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 彼女はまるで死地におもむくように蒼白になって館の三階へ登った。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(上)』より引用
  • しかも終戦で一度は命長らえたのに、事ここに至って死地に赴く。 池上司『八月十五日の開戦』より引用
  • 死地しちおもむこうとする弟子でしに龍華仙人は、護衛ごえいとして一つの宝貝を渡す。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
  • 死地に赴く嘉一郎の背中を押したことになるのですから。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • すでに欣然きんぜんと死地に赴いた者さえ数多くいるではないか。 サド/澁澤龍彦訳『閨房哲学』より引用
  • 彼は、死地におもむくことを承諾した青年たちの表情を美しいと思い、その美しさにうたれていた。 豊田穣『ミッドウェー戦記』より引用
  • みすみす死地に赴くような自分の隊への合流を、思いとどまらせたかったのではあるまいか。 眉村卓『不定期エスパー7』より引用
  • 見す見す死地に赴くような作戦を家康が仕掛けるとは、どう考えても考えられなかった。 茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実-』より引用
  • これは死地に赴くより厳しい任務となるだろう。 池上司『八月十五日の開戦』より引用
  • そしてここに死地に赴く二万の兵士を見る。 シェイクスピア/大山俊一訳『ハムレット』より引用
  • あの子はこれから、死地におもむこうとしているんだ。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録01 天を騒がす落とし物』より引用
  • 人は鼻唄まぢりでは死地に赴くことができない。 坂口安吾『真珠』より引用
  • あたしも、この年齢になって、人の情なんかで死地に赴いてくれなんて頼みゃしないよ。 菊地秀行『吸血鬼ハンター08 D-薔薇姫』より引用
  • 許婚中の美しくて純情なお靜が平次の爲に喜んで死地に赴きます。 野村胡堂『銭形平次捕物控』より引用
  • 元部下に対して今村は出来る限りの援助を施し、それは戦時中、死地に赴かせる命令を部下に発せざるを得なかったことに対する贖罪の意識からの行動であったといわれる。
  • 阿南もまた多くの部下将兵を死地に赴かせたが、死ぬことだけで義務を果し得るとは考えず、生きられるだけ生きて戦力となれと命じた。 角田房子『一死、大罪を謝す』より引用
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