歴然と

全て 副詞
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  • その文章を読んで以来、芥川に対する私の認識は歴然と変つたやうです。 坂口安吾『女占師の前にて』より引用
  • 手を出しちゃいけない相手というのが、この世界には歴然と存在するんだ。 吉野匠『レイン5 武闘会、開幕』より引用
  • さらに娘のからだを調べてみると、情交したしるしが歴然と残っていた。 駒田信二『中国怪奇物語〈幽霊編〉』より引用
  • そこには合戦に出た者と出たことのない者との差が歴然とあった。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 落ちないようにという意思が、その腕の形に歴然とあらわれていた。 富野由悠季『オーラバトラー戦記 08 マシン増殖』より引用
  • 部屋は荒らされたというほどではなかったが、捜査の跡が歴然と残っていた。 ハメット/宇野利泰訳『マルタの鷹』より引用
  • 目の色も微妙びみょうに違ってきており、ここに至り個人差が歴然と現れてきたようだ。 岩本隆雄『星虫』より引用
  • もっともっと歴然と貧乏になればあたしだって生活に溶け込めるんだわ。 橋本治『桃尻娘』より引用
  • しかしその二百年で諸外国との技術の差は歴然となった。 高橋克彦『火城』より引用
  • プレトーン以降の思想が歴然と影響されてゐるのを見て私の胸は異様に震へた。 牧野信一『文学的自叙伝』より引用
  • 大人の行くところには若い人は行ってないというように、それはもう歴然と分かれてる。 田辺聖子『ヨーロッパ横丁たべあるき』より引用
  • 周囲のどの建物よりも、はるかに古いということが、歴然れきぜんとわかるからである。 バローズ『火星シリーズ06 火星の交換頭脳』より引用
  • ヒトラーの西側への敵意は、東を陥して自信をつけた後に歴然となる。 橋本治『二十世紀(上)』より引用
  • この結果は、日本馬と外国馬の実力差を歴然と示していた。
  • 葵にはそれは白と黒ほどにも歴然とわかることであったが葵以外の人にはそうでなかった。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • 造化の設計の巧妙さはこんなところにも歴然とうかがわれておもしろい。 寺田寅彦『自由画稿』より引用
  • 善と悪は、夏の昼と冬の夜とのように歴然れきぜんとわかたれていた。 田中芳樹『アルスラーン戦記01 「王都炎上」』より引用
  • もともと気の乗らない仕事を引きうけたのだが、その結果が文章に歴然と現れている。 松本清張『迷走地図(下)』より引用
  • 二人の逃亡者が残していったそれは、他の足跡とは歴然と区別することができる。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』より引用
  • 歴然と殺人とわかるようなやりかたはとらないだろう。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『16 コンピューター戦争』より引用
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