歯がゆい

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  • 何故そんなことをしていねばならぬかと、私は時々自分を歯がゆく思う。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 正直言って、歯がゆい思いもしますけど、時代ですから仕方ないですわ。 永沢光雄『風俗の人たち』より引用
  • そんな手紙文を歯がゆさのあまりに、直してやったことがあったのだ。 東峰夫『オキナワの少年』より引用
  • その場の仕打ちとしてはつたないやりかたであるのを歯がゆくは思いながら。 有島武郎『或る女』より引用
  • 旅と音は切っても切れない仲なのに、文章のいたらなさが歯がゆい。 永六輔『遠くへ行きたい』より引用
  • 彼は兄の弱味を歯がゆがって、時々意見めいた口をきくこともあった。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • わたしからみればそれが歯がゆいのだけれど、母は古い時代の女だ。 神林長平『七胴落とし』より引用
  • パリにくわしい上野氏ともなると、歯がゆくてならない思いであろう。 星新一『きまぐれ博物誌・続』より引用
  • 交通協会理事として戦後の国有鉄道を見ている十河は歯がゆくてならない。 橋本克彦『日本鉄道物語』より引用
  • 一人前の仕事が出来ない、それほど歯がゆいことはなかったのである。 犬田卯『米』より引用
  • その場のしうちとしてはつたないやり方であるのを歯がゆくは思いながら。 有島武郎『或る女』より引用
  • 旦那さまにして見れば、お前の態度を歯がゆくお思ひになるのは当り前さ。 岸田国士『動員挿話(二幕)』より引用
  • 生きている時は余りにもおだやかで、歯がゆいほどに思われた父であった。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • 主人からいろいろのことを訊かれても、彼女は歯がゆいような返事をしていた。 岡本綺堂『探偵夜話』より引用
  • 落ちつかせようとしているのか、やけにのんびりとした口調が歯がゆい。 三雲岳斗『レベリオン 第01巻』より引用
  • 敵としてではなく、友として光秀の政治感覚の欠如を歯がゆくおもった。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 単なる恋の逃避行と幹部の人たちが考えている事も歯がゆかった。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • 歯がゆくはあったが、ただの友人でしかない彼には出来ることにも限度があった。 虚淵玄『沙耶の唄』より引用
  • 土地の境界を定める時に人々が感情的になりやすいのも、その歯がゆさゆえだ。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅠ Side ColorsⅡ』より引用
  • それが彼をして捜査本部の姿勢を歯がゆくおもわせるのだろう。 森村誠一『人間の証明』より引用
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歯がゆい の使われ方