歩く足音

106 の用例 (0.00 秒)
  • 家の中で誰れかが起き出したらしく、廊下を歩く足音がかすかにしていた。 森瑤子『アイランド』より引用
  • 声ばかりではない、歩く足音でそれが誰であるかということがよくわかる。 宮城道雄『音の世界に生きる』より引用
  • すると、いつもそうであるようにどこかの廊下から人の歩く足音が聞えてきた。 山本禾太郎『抱茗荷の説』より引用
  • 夕食時で動ける者は食堂へ行っているらしく、廊下を歩く足音も聞こえない。 畠中恵『百万の手』より引用
  • 玄関の戸が荒々しく開き、どたどたと廊下を歩く足音が伝わってきた。 もりたなるお『金星 相撲小説集』より引用
  • 廊下を歩く足音が聞こえ、続いて階段を上がっていく音がする。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 畳を歩く足音や、衣擦きぬずれの音なんかはかなり耳に心地好いではないか。 原田宗典『27』より引用
  • ホールを歩く足音が聞こえたが、外の芝生に出ると歩調は早くなったようだ。 カー/仁賀克雄訳『死が二人をわかつまで』より引用
  • 廊下を歩く足音も響き、その振動が真に今までの幕らしを思い返させる。 入間人間『電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版』より引用
  • 実験室の扉が開く音、廊下を歩く足音に続き、セミナー室の扉が勢いよく開いた。 椹野道流『鬼籍通覧4 隻手の声』より引用
  • 頭上を一人の男が歩く足音が聞こえます。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
  • 廊下を歩く足音が聞こえなかった気がする。 諸口正巳『不死身のフジミさん 殺神鬼勧請』より引用
  • 二階を歩く足音が聞こえ、疲れた様子のまだ若い男が手すりから身を乗り出した。 シムノン/長島良三訳『メグレと口の固い証人たち』より引用
  • せかせか歩く足音がかすかに聞こえ、やがてばたんと扉の閉まる音がした。 フーリック/大室幹雄訳『中国梵鐘殺人事件』より引用
  • 呼鈴を鳴らすとざくざくと砂の上を歩く足音と、犬の高吠えが聞えた。 堀口九万一『フランソア・コッペ訪問記』より引用
  • 廊下を歩く足音がして、ドアが勢いよく開けられた。 東野圭吾『白夜行』より引用
  • 誰もいない留守なのかと思っていると、いるにはいると思われて、畳の上を人の歩く足音がする。 近松秋江『霜凍る宵』より引用
  • 母親は、はるか左手のほうに、落葉のなかを忍び歩く足音をきいた。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • それで生徒の方でも、いつの間にかその歩く足音で、あれは何先生だということを感別していたのだそうである。 宮城道雄『純粋の声』より引用
  • だのに、ドアのまえを忍び歩く足音が、絶え間なく、聞こえて来ます。 カフカ/谷友幸訳『城(下)』より引用
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歩く足音 の使われ方