歩く人の足音

11 の用例 (0.00 秒)
  • 廊下ろうかを歩く人の足音がはっきり聞こえるようになる。 橋本紡『半分の月がのぼる空 第07巻』より引用
  • 外は天気がよく、橋の上を歩く人の足音が明るく聞えた。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • 突然、はるかかなたの、屋敷のうしろの道の上に、夜のなかを歩く人の足音が聞えた。 モーパッサン/新庄嘉章訳『女の一生』より引用
  • 閉めたカーテンの向こうで、通りを歩く人の足音が過ぎていく。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
  • その時かさかさと落ち葉を踏んで歩く人の足音が聞こえて来た。 北条民雄『いのちの初夜』より引用
  • くらいところても、銀座ぎんざあかるみをあるひと足音あしおときこえた。 素木しづ『追憶』より引用
  • まだこの辺りは屋敷町で、昼もひっそりとしたところなのであるが、更けた夜の今はいよいよ寂しく歩く人の足音もなく、歩く人の姿もなかった。 国枝史郎『剣侠』より引用
  • 耳をすましても、旅館の内部はしんとしており、廊下を歩く人の足音も聞えないで、まだかなり早い時刻と思われた。 井上靖『崖(上)』より引用
  • 道の遠い所で砂利を掻いている熊手の音も、側を歩く人の足音も、近い所で時計が十二時を打つ音も聞える。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • 道の遠い所で砂利を掻いてゐる熊手の音も、側を歩く人の足音も、近い所で時計が十二時を打つ音も聞える。 リルケ・ライネル・マリア『老人』より引用
  • メイスンの顔には、ほんのわずかな表情の動きというものもなかったし、ドラムが部屋を出て行ってから、ドアの外に、ずるずると引きずって歩く人の足音が聞こえるまでの数分の間、口を聞こうともしなかった。 ガードナー/能島武文訳『ビロードの爪』より引用