歩くようなもの

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  • これには賢明な質問が一番だが、これは地雷原を歩くようなものでもあった。 ディクスン『ドラゴンの騎士〔上〕』より引用
  • 数学の勉強や授業は平坦へいたんな国道を歩くようなものに思われた。 ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』より引用
  • その奇妙さときたら、フランス人がチョンマゲ頭で歩くようなものだ。 友野詳/高井信/山本弘『妖魔夜行 鳩は夜に飛ぶ』より引用
  • まるで時限爆弾をポケットに入れて歩くようなものだ。 菊地秀行『トレジャー・ハンター18 エイリアン黒死帝国 下』より引用
  • 見慣れぬ地上を、柔らかい踏みごこちのよい土地を歩くようなものだった。 ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』より引用
  • ちょうどありが地面を縦横に抜いて歩くようなものだろう。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 海底はまるで針の山を歩くようなものだ。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • 法律を知らずして世を渡らんとするは、闇夜に灯火なくして山道を歩くようなものではないか。 浜尾四郎『夢の殺人』より引用
  • 黒い混雑の中を歩くようなものだった。 松本清張『火と汐』より引用
  • なぜならば、私が後藤なにがしの毒殺犯人だということを、それは広告して歩くようなものだから。 都筑道夫『猫の舌に釘をうて』より引用
  • この「我」をもしキリスト自身という意味に世の宗教家たちの云うごとく誤解すれば、地球上に悲劇を撒き散らして歩くようなものだと思った。 横光利一『旅愁』より引用
  • 貧窮組というやつはワイワイ騒ぐだけだが、浪人者というやつは大ビラで強盗ぬすっとをして歩くようなものだ。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 千代乃の言葉は、断片的で、独断的で、まるで飛石伝いに歩くようなものだった。 豊島与志雄『女心の強ければ』より引用
  • 峻険しゆんけんな山がなく、切り立ったがけも余りないので、久米七掬脛には平野を歩くようなものだった。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
  • ネオンサインを背負って歩くようなものだ。 藤原伊織『テロリストのパラソル』より引用
  • ルコト一家の過去を調査する仕事は、曲がりくねった道をトボトボと歩くようなものだったが、しかし、いつかは、真実に達すると、警部は確信していた。 ステーマン作/松村喜雄訳『マネキン人形殺害事件』より引用
  • つまりひろめて歩くようなもので、それからそれへとだんだん朋友ともだちの耳へ入る、そのうちに百の内なにぶんか足りない人間がこれを聞く、ばかという者はおしゃべりなもので、つまらないところへ行って店をひろげる。 今村信雄編『古典落語(上)』より引用
  • 罪というやつは笞を背負って歩くようなもので、絶えずびくびくしながら逃亡を続けていたわけですが、案の定、父親が訴え出て追手がまわり、わたしは手が後へまわってしまいました。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(上)』より引用
  • 農工商、或いは山方やまかたへ出入りの木樵炭焼きこりすみやきで、詩を吟じて歩くようなものはないはず。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 彼にとって、大西洋航路は、散歩道を歩くようなものだし、マリー・セレスト号は、船歴十年だが、まだ一度も遭難はしていない。 西村京太郎『私を殺しに来た男』より引用
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