歩くやうになつ

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  • すると香櫨園の駅から家まで三町の道は自然修一と並んで歩くやうになつた。 織田作之助『六白金星』より引用
  • しぜん少年は、往復とも一人で歩くやうになつた。 神西清『少年』より引用
  • りよはこの頃、なりふりも少しづつかまふやうになり、商売にも身を入れて歩くやうになつた。 林芙美子『下町』より引用
  • 非常に親密な友達になり、最も中也と飲み歩くやうになつたが、その後中也は娘のことなど嫉く色すらも見せず、要するに彼は娘に惚れてゐたのではなく、私と友達になりたがつてゐたのであり、娘に惚れて私を憎んでゐるやうな形になりたがつてゐたゞけの話であらうと思ふ。 坂口安吾『二十七歳』より引用
  • 後には私は真鍮の鉈豆煙管なたまめぎせるを買つて来て、古新聞や厚紙で入物を作り、それを懐に入れて歩くやうになつた。 加能作次郎『世の中へ』より引用
  • 戦争は少しづつ喘息病みのやうなしつこさと変り、街を歩いてみても、カーキ色が多くなり軍人や兵隊が多く歩くやうになつてゐた。 林芙美子『瀑布』より引用