正に

全て 副詞
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  • 処が歴史的社会の歴史的運動こそ、正に批判的・止揚的であるであろう。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • 正にその立場から創造された、最初の音楽言語型体ではなかったろうか? 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • 正に嬰児には相違なかったが、あるのは頭から胸の半分ぐらいであった。 海野十三『宇宙尖兵』より引用
  • 科学的概念に基く公式は、正に科学的分析を具体的にするためのものだ。 戸坂潤『思想としての文学』より引用
  • 最も私の心を打ったのは、正にその行き当たりばったりの偶然性だった。 コンラッド/蕗沢忠枝訳『ロード・ジム(下)』より引用
  • 真の文学評論は、正にこういう性質のものでなければならないのですね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 僕が彼のためにできるかぎり助力を惜しまなかったのは正にそのためだ。 ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』より引用
  • おまつが正にこれと全く同じ表現で夫をののしったのを思い出したからだ。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 処でそれをなし遂げ得るものは正にイデオロギー論でなければなるまい。 戸坂潤『イデオロギー概論』より引用
  • 現に今私が書いてゐる小説でも、正に判然と書きたいから書いてゐます。 芥川竜之介『はつきりした形をとる為めに』より引用
  • ぼくと正に同じ理由で誰かが上のほうにあがっているかも知れないからである。 眉村卓『不定期エスパー7』より引用
  • 正にこの髪のおかげで、殷雷は後ろに目がついているも同じであった。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録02 嵐を招く道士たち』より引用
  • 一日八時間の労働とすれば、正に一日だけ遅れてゐるやうなものだ。 高田保『貸家を探す話』より引用
  • 小鳥たちの歌のあの表現があれほど感動を与えうるのは正にそのためである。 ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』より引用
  • 正に大人の男の世界であると、彼は自己満足のめ息をつくのだった。 森瑤子『カサノバのためいき 世にも短い物語』より引用
  • それは今正に今の一瞬の全世界から失はれゆくもののやうに思はれた。 村松剛『三島由紀夫の世界』より引用
  • 丈太郎氏の臨終はまさに午後九時三分であると断言することが出来ます。 海野十三『赤耀館事件の真相』より引用
  • 私が幼い日、正にこの手で殺してしまった男の子の名前だったのだ。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • その声は正に庶務課しょむか全員の声を代弁だいべんしていると言ってよかっただろう。 赤川次郎『世界は破滅を待っている』より引用
  • これは彼等が世間を瞞着まんちゃくするために製造した名でその実は正に逆上である。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
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