次第に高く

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  • うなずきうなずき黙って聞いている佐枝に、耕作の声が次第に高くなってくる。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • こうして地盤は次第次第に高くなって行くのである。 井上靖『私の西域紀行(下)』より引用
  • その向こうには、列をなして次第に高くなってゆく塔や高台があり、都市の主要部分を構成していた。 クラーク『都市と星』より引用
  • ビルの背が次第に高くなり、列車内のアナウンスメントが間もなく名古屋に到着することを告げた。 阿刀田高『待っている男』より引用
  • その声は次第に高くなっていく。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用
  • 川の音は次第に高くなった。 林田清明『死生に関するいくつかの断想 』より引用
  • 廂の間で行われている不断ふだん御読経みどきようの声が、廊下を進むにつれて次第に高く聞えて来た。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 近づくにつれて音は次第に高くなる。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『07 放射能キャラバン追跡』より引用
  • 神と神の子は少女を誘ひつゝ樂を鳴らして次第に高く上れば少女も次第に高く上り來る。 正岡子規『花枕』より引用
  • その呼吸が又も次第次第に高く喘ぎ初めました。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • その笑い声が次第に高くなり、からからという大きな笑い声にかわった。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • この時からセルギウスの評判が次第に高くなった。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • つづいて浦塩から着いた波や、アメリカから着いた波達が答へた、この国際的な波の笑ひは次第に高くなつていつた。 小熊秀雄『小熊秀雄全集-15』より引用
  • 水の落ちる音が、次第に高く聞えて来た。 太宰治『津軽』より引用
  • 日は次第に高くなつた。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 天は次第に高くなつた。 森林太郎『センツアマニ』より引用
  • 二人の看守が細殿を近づいて来る跫音が次第に高くなった。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • セルギウスの評判は次第に高くなるばかりである。 森林太郎『パアテル・セルギウス』より引用
  • パーンの声が次第に高くなってきているのを、ディードリットは手で合図して抑えようとした。 水野良『ロードス島戦記 外伝「ハイエルフの森 ディードリット物語」』より引用
  • 柳川はさらに何かを云ったようだったが、次第に高くなっていく梓の声がそれをかき消していった。 前薗はるか『痕~きずあと~』より引用
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