次第に高くなる

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  • 玄機の所へは、詩名が次第に高くなったために、書をもとめに来る人が多かった。 森鴎外『魚玄機』より引用
  • 少女の口から出る声は次第に高くなっていった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 利根川の治水において中条堤への依存度が次第に高くなったからである。
  • といった声が次第に高くなり、経をよんでいた坊さんが驚いてふりむいた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 23 源太郎の初恋』より引用
  • そうして、そのあたりから地面が次第に高くなっていって、甲州街道になる。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • 北の方へ進むにしたがって、マージのうわさ次第しだいに高くなってきました。 豊島与志雄『手品師』より引用
  • 義雄の声は次第に高くなって、離座敷はなれから母屋おもやの座敷の方へ響けて行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • 推進機に歯車結合ギーア・カップリングされた電動機の呻りは、次第に高くなって行った。 海野十三『空襲葬送曲』より引用
  • かれらはこの毛皮の山が次第に高くなるのをでくの棒のように突っ立って眺めていた。 ジェイムズ・ブリッシュ『03 地球上陸命令』より引用
  • 元寇げんこう以来、二十年、北条氏を怨嗟えんさする声が次第に高くなりつつあった。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • ボサノバの演奏が終わって、フランス人の一団の話し声が次第に高くなる。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 空の灰色が次第に高くなって行った。 ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』より引用
  • しかし最晩年になると多くの批評家から、書き飛ばしているという非難の声が次第に高くなっていった。
  • 女王は叫びましたが、その声は次第に高くなり、おしまいにはキーキー声になりました。 キャロル/多田幸蔵訳『鏡の国のアリス』より引用
  • アクセントのおかしいイタリア人の声が次第に高くなる。 寺田寅彦『イタリア人』より引用
  • うなずきうなずき黙って聞いている佐枝に、耕作の声が次第に高くなってくる。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • こうして地盤は次第次第に高くなって行くのである。 井上靖『私の西域紀行(下)』より引用
  • その向こうには、列をなして次第に高くなってゆく塔や高台があり、都市の主要部分を構成していた。 クラーク『都市と星』より引用
  • ビルの背が次第に高くなり、列車内のアナウンスメントが間もなく名古屋に到着することを告げた。 阿刀田高『待っている男』より引用
  • その声は次第に高くなっていく。 佐藤愛子『冥途のお客』より引用