次第に高く

159 の用例 (0.00 秒)
  • その静かな美しい音をきいているうちに私の胸が次第に高く波打って来た。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 玄機の所へは、詩名が次第に高くなったために、書をもとめに来る人が多かった。 森鴎外『魚玄機』より引用
  • 始めは静かであつた声は次第に高くなつて行つた。 田山花袋『ある僧の奇蹟』より引用
  • 少女の口から出る声は次第に高くなっていった。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 利根川の治水において中条堤への依存度が次第に高くなったからである。
  • 次第に高く高く持ち上げて、天までも持って行かれるかと思うようでございました。 森鴎外訳『諸国物語(上)』より引用
  • といった声が次第に高くなり、経をよんでいた坊さんが驚いてふりむいた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 23 源太郎の初恋』より引用
  • そうして、そのあたりから地面が次第に高くなっていって、甲州街道になる。 山口瞳『人殺し(上)』より引用
  • 水気を帯びた音は次第に高く、くちゃくちゃと卑猥ひわいなものに変化していく。 奈須きのこ『Fate/stay night 桜 Heavens Feel NormalEnd 櫻の夢』より引用
  • 北の方へ進むにしたがって、マージのうわさ次第しだいに高くなってきました。 豊島与志雄『手品師』より引用
  • 義雄の声は次第に高くなって、離座敷はなれから母屋おもやの座敷の方へ響けて行った。 島崎藤村『新生』より引用
  • 推進機に歯車結合ギーア・カップリングされた電動機の呻りは、次第に高くなって行った。 海野十三『空襲葬送曲』より引用
  • かれらはこの毛皮の山が次第に高くなるのをでくの棒のように突っ立って眺めていた。 ジェイムズ・ブリッシュ『03 地球上陸命令』より引用
  • 元寇げんこう以来、二十年、北条氏を怨嗟えんさする声が次第に高くなりつつあった。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • ボサノバの演奏が終わって、フランス人の一団の話し声が次第に高くなる。 帚木蓬生『受精』より引用
  • 空の灰色が次第に高くなって行った。 ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』より引用
  • 陽は次第に高く上り、やがて昼となり午後となった。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • しかし最晩年になると多くの批評家から、書き飛ばしているという非難の声が次第に高くなっていった。
  • 女王は叫びましたが、その声は次第に高くなり、おしまいにはキーキー声になりました。 キャロル/多田幸蔵訳『鏡の国のアリス』より引用
  • アクセントのおかしいイタリア人の声が次第に高くなる。 寺田寅彦『イタリア人』より引用
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