次第に

全て 副詞
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  • 彼の靴造りの仕事以外のどんなことでも彼には次第に止んでゆくように。 ディケンズ・チャールズ『二都物語』より引用
  • しかし彼の死を境として、子供芝居というものは次第におとろえて来た。 岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』より引用
  • 彼は今まで沈んでいた気分が次第に軽くなって来ることを意識した。 芥川竜之介『戯作三昧』より引用
  • 手あたり次第に本をみることも、三番目の私から出来るようになったのだ。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
  • しかし食色にもいた所を見ると、次第に動物力を失つてゐるであらう。 芥川竜之介『或旧友へ送る手記』より引用
  • 良い馬が確かな脚取りを以て進むように、次第次第に悪い方へのみ進んだ。 幸田露伴『連環記』より引用
  • この二人がいかなる人物であるかは第二巻第三巻に至って次第に明かにされる。 ディケンズ・チャールズ『二都物語』より引用
  • 次第に手馴れていくほどに、三度に一度は鈎合わせがきくようになった。 佐藤垢石『小伜の釣り』より引用
  • 彼は今まで沈んでゐた気分が次第に軽くなつて来る事を意識した。 芥川竜之介『戯作三昧』より引用
  • この樹木たちも、次第に私を家族として遇してくれるようになるだろう。 ルナール・ジュール『博物誌』より引用
  • 母はじっと千三を見つめた、千三の顔は次第次第にいきいきと輝いた。 佐藤紅緑『ああ玉杯に花うけて』より引用
  • 俊助は次第に二人の間の他人行儀たにんぎょうぎが、氷のように溶けて来るのを感じた。 芥川竜之介『路上』より引用
  • そんな事を漫然と考えている中に、楊の意識は次第におぼろげになって来た。 芥川竜之介『女体』より引用
  • 叔父御も次第に年が寄って、この頃は思うように稼業もならぬと言うていた。 岡本綺堂『玉藻の前』より引用
  • そういうような考えから持久戦争の傾向が次第に徹底して来るのです。 石原莞爾『最終戦争論』より引用
  • 私はそれらの内面の動揺の間に次第に徳を積み、善の姿を知つて行きたい。 倉田百三『善くならうとする祈り』より引用
  • 木の茂った森が半腹まで広がって、 今でも次第に岩々がたたなわって行きます。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • そのうちに艇は次第に安定を回復してきたように思われた。 海野十三『宇宙戦隊』より引用
  • つまり日本人にとって、その世界は次第にひろくなりつつあったのである。 風巻景次郎『中世の文学伝統』より引用
  • 私は次第に自分より若い人の存在を信じない譯に往かない樣になつて來た。 阿部次郎『三太郎の日記 第一』より引用
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